ドジに降格を言い渡されて落ち込むジュン。
帰りを待つダヒにはドジ様に気に入られたと嘘をつく。
薬草採りの連中はジュンがいなくなったことに喜びドジと一緒に妓楼へ向かう。
ドジはまた水汲みや洗濯などの雑用を行う日々。
水汲みをしている山で薬草をみつけ、ふとこないだの男の言葉を思い出す。
「薬草には根を使うものもあれば 木賊（眼科の治療に有効な生薬）のように茎だけを使うものもある。なのに根ごと抜いて木賊を絶やす気か」
「どの部分を使うのか分かったうえで採れというものだ」
「それも知らぬ奴は医者になるな」
ジュンは山を進み男（アン・グァンイク）の小屋へ向かう。
男は崖の所で太極拳を行っている。
先生にお話があると追いかけるジュン。
先生に医術を教わりたいと懇願するが、こんな変人に何を学ぶのか、教えることはないと拒否する。
母はジュンが患者にお金をせびったため水汲みにされたと知る。
ダヒもその事実を知っていたが、黙って見守るという。
ドジの母はユ・ウィテのもとにドジを呼び、ドジの結婚相手を探したと話す。
ドジはまだ結婚する意志がないことを母に伝える。心に決めた人がいる、イェジンである、と。
しかし母は反対する。
父は2人が望むならよいと話す。
その話を外にいるイェジンが耳にする。
ホ・ジュンがいないことを指摘するとドジはホ・ジュンが不正を働いたために水汲みにしたと答える。
ジュンは夜な夜な出かけアン・グァンイクの元を訪れ、教えを乞う。
そしてついに、中に入るように言う。
ヤンテに生薬を教えるク・イルソ。
「見ろ これが麝香（鎮痛、血行促進に有効な生薬）」
夜出かけ朝帰ってくるジュンを案じ、母がク・イルソとヤンテに調べてもらうようにお願いする。
ドジは父から医術を教わっている。それをみるジュン。
「みぞおちに圧迫感があり みずも飲めず」
「首がこわばる結胸が見られます」
「大結胸 小結胸 寒実結胸 熱実結胸」
「水結胸 血結胸 陰陽毒結胸 支結 があります」
「胸痛と胃痛の治療の際注意すべき点がある」
「病が慢性的か急性かを必ず区別すること」
「急性には体を温める生薬を使い」
「冷たい気を発散させるのだ」
「慢性の場合は体を温める生薬は使うな」
「痛みが増してしまう」
「鍼を刺せ」
仕事を終えて医院を出たジュンをク・イルソとヤンテが後をつける。すると山奥へ入っていく。
尾行がジュンに見つかり、理由を言わず
医術とは人間が本能で自らを救う行為だ
体に刺さったとげを手で抜くのも医術
しびれた身体を揉んだり
傷んだものを食べて吐くのも医術だ
医術を学ぶには人体を知らなければならない
人体は宇宙と似ている
生命の根源は宇宙のそれと同じだ
頭の円形は天をかたどり
足の方形は地をかたどる
天に四季があるように 人には四肢がある
天には五行があり 人には五臓がある
天には六極（天地と東西南北の六方角） 人には六腑
天には九星があり 人には九竅がある
天には十二時があり 人には十二経脈がある
天には二十四節気があり 人には二十四兪（陰部から顎への一直線上にある２４の経穴）がある
天が365度であるように 人には365の関節がある
病を治すにはまず患者の心を癒せ
患者が持つ疑いの心や雑念を取り除き
心身をラクにすること
心をテント一体化させれば 心が落ち着いて穏やかになり 病が癒える
※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※
宇宙と人体の関係など、最後のシーンはなかなか勉強になる概念が多い回でした。
また、慢性か急性かは今でも重要な項目の一つですね。
熱がでたら温めてもっと熱を出させる、なんていうのはこの考え方から来ています。
※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※
山で会った男アン・グァンイクは深い医術の知識をもった人物だった。ジュンは彼に医術を教えてほしいと頼み込むが追い返される。オ氏夫人はドジの縁談を進めようとして、息子からイェジンへの深い想いを訴えられ猛反対する。同じ頃、ジュンは弟子入り志願のため毎夜グァンイクのもとに通い、ようやく許されて彼の下で学び始めるのだった。
※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※‐※
渋谷区笹塚、京王線笹塚駅から3分の鍼灸院
メリディアンハウスはりきゅう
東京都渋谷区笹塚2-11-1 Y・S KOMATSUビル501
meridianhouse89@gmail.com
acupuncture moxa 针灸 침술 鍼灸 美容鍼灸 美容鍼 スポーツ鍼灸 アーティスト鍼灸 bodymaintenance orientalmedicine