重症患者を奥様に帰すように言われたと答えるジュンに戻すように言うユ先生。
「旅芸人の子は瘀血が生じている」
「当帰尾 蘇木 香附子 赤芍薬 桃仁 川芎 を使え」
1人勉強を続けるジュン。
「肝臓を強くする薬は全部で21種類」
「竜胆 空青 黄連 細辛 決明子 覆盆子 青箱子 酸棗仁 沙参 蒼耳子…」
ドジが患者より科挙を優先させたことにも怒る父。
ドジの勉強状況をみてもらうために大師様を呼んだと。
そこで大師はドジに問う。
「なぜ病にかかる」
「体に異物が入り陰陽の調和が崩れるせいです」
「陰陽とは何だ」
（東洋医学の教科書ですと一番最初に学ぶものです）
「”陽”は太陽の気で」
「天に昇る熱い気を指し、万物を育む性質があります」
「“陰”は大地の気で万物を生む性質が」
「では人体のどこが陽でどこが陰だ」
「背中と皮膚が陽で、腹部と内臓は陰となります」
「五臓である肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓は陰」
「六腑である胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦は陽です」
（最初に暗記する項目ですね）
「冬に米を食べ、夏に麦を食べる理由は？」
「冬に米を食べるのは天地が陰の気になるからだ」
「そこで夏に育った米で陽の気を補い」
「陰陽の調和を保つ」
「夏に麦を食べるのは、その逆だ」
「医者になるためには1592の薬種を覚え 五味とそれが身体に及ぼす影響を知り」
「怒喜思憂悲恐驚の七情を知る必要がある」
（ドジは答えられませんでしたが、これも東洋医学をかじっていると基本項目になります。そしてすべてがこの考え方に基づくので東洋医学って難しそうに見えてかなりシンプルなんですよ。この法則に当てはめればいいだけ。あとは暗記です。）
そして、ドジを諭す大師様。
矜恤（きょうじゅつ）の心：病に苦しむ患者を哀れみ思いやる心
医者ならば心に刻んでおく言葉であると。
医者にも様々な人間がいる
ろくに診察もせずに薬を出す医者
医書通りの薬のみ与える医者
高い薬を売る医者
患者の苦痛を顧みず貧しいからと見捨てる医者
健康なものを病と偽り薬を売る医者
ドジにどんな医者になりたい？と問う。
そして父であるユ先生も医者は目だけで患者を安心させなければいけない
ドジにはまだその資格がないと。
まだ未熟だと。
しかし科挙に受かって必ず内医院に入ると言って立ち去るドジ。
科挙を受けに漢陽に行くドジのお供にホジュンを指名するユ先生。
私が医者と認めるのは、心医：心ある医者、だけだ、
患者を慈しむ矜恤の心を持っていてこそ心医なのだ。
名声を求めるな。
と激励してドジを送り出すユ先生。
直前になってジュンにク・イルソが号碑を届け無事漢陽に行くことができるようになる。
科挙に合格したら両親に話すと、イエジンへの想いを伝えるドジ。
しかし、イエジンは医術を学び、師匠に恩返しをしたいと答える。
漢陽に経つドジとジュン。
宿に泊まり勉強していると科挙を受ける言う両班の2人組がやってきて、部屋がないと断ると、雑科（通訳や医術などの技術専門職のための試験）を受けるようなやつは譲るように言う。
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医者としてのベースとなる考え方はこのドラマのテーマ「心医」が出てきましたね。
これがずっと続きます。
また、大師様がドジに問いかけるシーン。東洋医学の基本用語がたくさん出てきます。これは最低限覚えていないと、な基本的なことですが、細かくセリフに入っているのを見るとグッときますね。
細かい解説も追記していきます。
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帰宅したウィテは怪我人を治療してドジを呼ぶ。内医院の試験を控えるドジは、「お前は未熟だ」と言われるが、ドジは試験に受かって父を見返すと誓う。3日後に試験を控えて、ドジのお供にジュンが選ばれる。ジュンはイルソに身分札の手配を頼み、当日ようやく間に合って漢陽に発つ。ジュンはダヒの姿を一目見たいと秘かに願っていた。
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