ブッフェレストランから、
ゲップしながら出て来たあなたに、
黒毛和牛A5サーロインステーキをご馳走しても。
初恋の人に告白してOKをもらった帰り道に、
木村拓哉がロケバスから降りて来ても。
18時間の睡眠からの寝起きに上司から電話が入り、
「たまには午前中、ゆっくり休んで出社しなよ。」と言われても。
どれも、嬉しくない。
「高級レストラン」は、いつでも叶えたいことではなく、
お腹が空いてるときに、食べたいのだ。
いつでも「恋したい」訳じゃなく、
寂しい時に、恋したいのだ。
四六時中つねに「眠りたい」訳ではない。
睡眠が足りてない時に、眠りたいのだ。
いま、ナイモノが、いま、欲しいだけ。
だからこそ。
今から一番遠い場所を、今、勇気をもって自分に与えるのだ。




