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「映画好きの方々に選んでいただいた賞。とってもうれしいです」

「日プロ大賞」主演女優賞に選ばれた元AKB48の前田敦子(21)。15日の授賞式では晴れ晴れとした笑顔を見せた。

 今回で22回目の「日本映画プロフェッショナル大賞」は、もろもろの理由から過小評価された作品や出演者、スタッフにスポットを当てた賞。過去に石田ひかり、麻生久美子、蒼井優、小泉今日子、中谷美紀ら実力派も同賞を受賞していて、その仲間入りを果たしたとなれば、喜びもひとしおだろう。

 卒業から1年、受賞作の「苦役列車」も含め、映画もドラマもヒット作に恵まれず、しょせんはアイドル女優という心ない声も浴びせられてきた。トニー・レオンとの共演が話題になった映画「一九〇五」も尖閣諸島問題でオジャンになり、ツキにも見放される始末。公開中の「クロユリ団地」は興行成績が良くても、“ホラー女優”と色眼鏡で見られている。だからこそ、「女優・前田敦子」の“真”の実力が気になるが……。

 日プロ大賞実行委員長の大高宏雄氏が言う。
「選考委員24人の投票によって選ぶのですが、次点の松たか子を抑え、前田に票が集まりました。『苦役列車』での圧倒的な存在感は選ばれた者だけが持つ素質。彼女は演技派というより、美形タイプ。伸びしろがあり、原節子や吉永小百合という美人女優の系譜に連なる片鱗(へんりん)を感じます。映画女優として大成するには名匠との出会いも必要。役柄や興行規模にとらわれず、独自の世界観を確立する監督と多くの現場を踏んで欲しいですね」

 1カ月で57本の映画観賞を公言するマエアツは、現場以外でも演技の勉強に余念がない。

「『苦役列車』同様、現在撮影中の短編ドラマでもタッグを組む山下敦弘監督から、演技指導の一環で“昔の映画を見ろ”と助言されたそうです」(映画誌ライター)

参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130618-00000007-nkgendai-ent