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「嗚呼」

「キャンプ行きたいわぁ」

「キャンプ」



ひと月ほど前だったか

長女22

ボソッと呟きました



キャンプ?

その歳でか?

いや

まあ

その歳で、はおかしいな

訂正するわ

誰と行くキャンプ?



聞いてみると

家族で行きたい



家族?

家族で?

やっぱ前言撤回

その歳で?



キャンプなんかさ

お前ぐらいの歳だとさ

"女の子友達と行ってきまーす"

とか

"なんとかサークルで男女5名ずつで行きまーす"

とか

親にはテキトーに言って実は彼氏と二人で行く

とかいうアレじゃないの?



と聞いてみると

「そんなことするような友達居ないわ!」



"そんなこと"

ってキャンプに失礼だろ

と思わないでもありませんでしたが

要は

それほどのアウトドアガールズ&ボーイズが友達に居ない

ということだ



"家族で"

というところに何だか

含みがあるような無いような気もしたので

ちょっとだけ真剣に考えてみようか

と思ってたら

そうこうしてるうちに

次女高2が共鳴し始め

「連れてけ」コールが激しくなり

嫌々ながら父は

重い腰を上げることになりました



しかしキャンプなんて

何年

いや

十何年ぶりなんだろ?

最後に行ったのはたしか

次女高2がまだ小学校に上がるかどうか

いずれにせよ15年ほど前

家族で関東に引っ越して来る

ずっと前のことです



長女22

幼稚園の頃か小学校に上がったばかりの

次女高2が生まれてすぐの頃から凝り始め

45年ぐらいは

まめに行っていたでしょうか



テントサイズは徐々に拡張され

タープなど増設に増設を重ね

備品類にも相当

凝っていましたあの当時



それら備品は今でも大切に

納屋の奥の奥の奥のほうで

長い眠りに就きっ放しですが

どうやら

パンドラの箱を開けざるを得ない

そのときが来たようです



やっぱり

用意その他が面倒臭い



納屋から出してきて使用可否確認をして

空間処理能力を駆使して車に積んで

現地で取り出して組んで設置して

使い終わったらまた解体して

畳んで車に積んで家に着いたらまた出して

ひとつひとつ納屋に仕舞うのが



いうことで十年以上住んでいながら

キャンプ目線ではまだ慣れない関東の地を

"ペット可"

という圧倒的不利な条件下で

ググってググってググり倒して

ようやく一棟のコテージ

というかキャビンというか

なんとか確保しました



はい

コテージというかキャビンなので

テントもタープも不要です

ご丁寧に

BBQコンロも備え付けです



久しぶりだから

まずは一回行ってみよう

それでもし

"今後も行きたい"

って思ったら

次はテントにしよう

なんて

テキトーに言い訳して



さて

9月中旬のキャンプ当日

厳密にはほとんど手ぶらなので

もはや

キャンプとは呼べない気がしないでもないですが

果たしてどうなることやら