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大学に上がる年の春
高校生活最後の春休みを利用して
18歳で普通自動車運転免許を取得してから
車を保有、運転しないときはない生活
その後二十数年送りました

乗り換えた車の数は
何台になるのか
もう憶えていません

自分で会社をしていた頃は
年間走行距離も相当なものでしたが
元来の乗り物好きゆえ
どんなに長距離でも
苦になることはありませんでした

それが9年前
東京都心に越してからはその
あまりの月極駐車場代の高さに驚き
また
充実した交通機関もあって
車を持ちませんでした

"元来の乗り物好き"
にとって車を持てないというのは
それなりにストレスフルなことで
「いつかは必ず」
とずっと思いながらの9年間でした

※あまりのストレスに途中、"リターンライダー"したり、大型免許を取得したりしました
※二、三年前からはカーシェアリングのヘビーユーザーです

そして今回
東京都心から隣県に引越すこととなり
ようやく夢の実現に至るわけですが
車の選定に入った途端
大きな心境の変化に気付きました

「車への興味が極端に薄れている」

正確に言うと
"対象となる車に機能面での投資価値があるかどうか"
が選定の最優先事項となっている
つまり
"費用対効果に対する意識"
が異常に高くなっていることに気付いた
ということです

"乗り物好き"にとっての乗り物は
単なる移動手段としての機能面だけでなく
さまざまな欲求
満たしてくれるモノです

週末や休日は
乗るだけでなく洗ったり
ちょっとしたアクセサリーを付けたり
簡単な(合法的な)改造をしたり
ただそれに触れたり
車内で寝そべったり
ときにはただそれを眺めているだけで
十分な満足感を与えてくれる
嗜好品のような貴重な存在です

それが今回
いろんな車を見ていても
いまひとつ興味がわかない
それを所有して満足感を得ている自分を
まったく想像できない

若い頃は
これはという乗り物を見付けた途端
"それに乗ってなにかをしている自分"
すぐに連想しワクワクしたものですが
今はなにを見てもまったくそんな
ワクワク感がわかない

我ながら
不思議に思います

東京に引越す際
住んでいた分譲マンションは
売却しました
その後一切の借金をせず
ローン生活から長く離れたことも
きっと大きいのでしょう
ふたたび借金することへの
抵抗感はかなり強く

"出来れば即金で"
"即金が無理でも出来るだけ短期で返済したい"
"それには出来るだけ安く機能的なもの"

みたいな目で車を見ているせいか
なかなか
これはと思う一台に巡り合いません

もちろん
潤沢な資金があって
お金に糸目を付けなければ
幾らでも欲しいものは
見つけられると思いますが
限られた予算のなか
"自分がもっとも必要としているなにか"
見つけるのは結構難儀なものだなぁ
"乗り物好き"としては
風上にも置けない男になっていることに
今更ながら
やっぱり驚きです

では
サーズデー
参りましょう


追記:
引越先最寄りのカーシェアリングステーション
もう少し近くにあって
もう少し設置車数も充実してたらなぁ...