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「私事で恐縮ですが…」
「異動することになりました」
「明日が最後になります」
※昨日の朝聞いたので今日が最終出勤日

すっかり長いお付き合いになった
朝のコーヒーチェーン店の
爽やか店長さんが
品出しの際にご丁寧に
挨拶をしてくれました

そう
こんな私如きに慎ましく
VIP待遇を続けてくれた
例の店長さんです

え?
そうなんですか
残念です…
お世話になりました
次はどこですか?

と聞くと
若者の街として有名な某区某店
残念ながら
私が商用で行くことは
ほとんどなさそうです

お客様への気遣いや心配り
スタッフの差配ぶりなど
端から見ているかぎりでは
とても仕事のできる人だからきっと
大店への栄転だろうな

そんなことを思いながら
この店長さんとの毎朝の駆け引き
懐かしく思い出しました
※毎朝の駆け引き: 
オーダー前に勝手に作って勝手に出してくれるも、たまに違うメニューを選びたいときに困ったという件
※その後幾多の心理戦、暗闘を重ねた末今の(一旦オーダーを聞いてくれる)かたちに落ち着く

よく考えてみれば
一年にも満たないお付き合いでしたが
直行、出張や早朝会議の日を除いては
ほぼ毎朝通い続けた歴史が
ふたりの間にある種
"戦友"のような意識
芽生えさせたのかもしれません

少し高めの
少し裏返り気味の独特のトーンで
「いぃらっしゃませぃ」
「お客様、オーダーは?」
「あぁりがとうございましたぁ」
「お気をつけてぃ」
言ってもらえることももうないのか
そう思うと少し
センチメンタルにもなります

出会いと別れの季節である
春は遠からじであること
再認識しました

とりあえず店長さん
いろいろ
ありがとね