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「営業なんて(所詮)…」

非営業部門に属する人間から
直接そう言われたり
明らかにそう思ってるんだろうな
という冷たい意見を述べられたことは
過去に何度もある

営業なんて
ただ売るだけ
誰でも出来る
頭(知能)は要らない
足が二本あればいい

そんな風に
口汚く罵られたことも
数知れず

新社会人で勤めた会社が
メーカーだったせいもあると思うが
これは
目に見えるもの(製品)
目に見えないもの(サービス)
の別に関わらず
モノづくり(サービスづくり)企業で
営業と製造(制作、製作)
それぞれに携わる人間が同数程度かもしくは
つくる側のほうが多いと
必ず生じる軋轢だと思う

また
モノづくり企業の多くは
起点が製造(制作、製作)であり
営業機能(組織)が後付けであること
それも大きな一因として
間違いないだろう

"社員のほとんどが営業職である"
"商社や金融もしくは流通、サービス業なら"
"こんなくだらない偏見に基づく"
"無意味な内紛や面倒臭いゴタゴタは"
"たぶんないんだろうな"

"お客さんに怒られるのは仕方ないにしても"
"身内(製造)から軽んじられるって"
"いったいなんなんだよ"
"仲間なのによ"

"嗚呼…"
"やっぱ自分が目指していた"
"商社に就職すればよかったな"

若い頃は罵られる度に
そんな風に
心の中で愚痴をこぼし
悔しさに毎夜涙を濡らし(嘘)
憤懣やるかたない思い
何度も何度もした

「テメエらがロクなモン作らねぇからだろが!」

幸いというかなんというか
当時の上司がなかなかワイルドな人で
そんな風に物凄い剣幕でよく
製造部門と喧嘩して(くれて)いたので
私を含め当時の営業職の若い社員は
かなり救われていたというか
溜飲を下げることが出来ていた

もちろんこの上司も本気でそんな
低レベルなことを思っていたのではなく
部下の面子を立て
ヤル気を失わせないように敢えて
汚れ役を引き受けてくれていたんだと思う
※ま、部下にも相当厳しい人だったんだが…
 
いずれにせよ
ただお互いに
ストレスをぶつけ合ってるだけの
くだらない争いだと思う

企業を身体にたとえれば
事業計画に携わる役員会や経営企画部は「脳」
外の様子を探るマーケティング部は「目、耳」
自分の存在を世に知らしめる広報宣伝部は「口」
なにかを生み出す製造(制作、製作)部門は「手」
自社とお客様を繋ぐ営業部門は「足」
そしてそれらすべて原動力となり
各部門を繋ぐ重要な役割である
総務、人事、購買その他間接部門が
「内臓を含む胴体」
さしずめそのようになろうか

いずれにせよ
いずれも存在しなくては
いずれも他と連携して上手く機能しなくては
"ひとりの人間(一企業)"として
生きていくことが出来ない

舞台にたとえてもいい
皆が主人公では
相当暑苦しい作品となるだけでなく
しっちゃかめっちゃかで
とても成り立たない

企業内のすべての部門がお互いに
"あなた(他部門)のおかげで"
という気持ちが持てれば
こんなくだらない争いは生じない

"我(われ)が我こそが"
と思う者は
自分が身体の一部に過ぎないこと
そして
身体の他の部分(他部門)のおかげで生きていること
強く自覚する必要がある

そしてなによりも先ず
"企業(経営陣)こそが"
"そのように雰囲気を社内に醸成する"
義務があるのではなかろうか

そんなことをツラツラ考えつつ
風邪気味で若干重い頭と身体を引きずりつつ
TGIFな今日も一日頑張るんば♪

追記:
子どもの図鑑みたいに
人体の各部に部門名を入れた
大きなポスター作って
社内中に貼り出してやろうかな…