混声合唱団の練習。最後の大フーガの音取りが終わりました。

今まで何曲か、いわゆる「フーガ」は経験しましたが、今回が一番ハードかもしれません。何しろ、同じようなパターンなのに、本当に同じメロディーは一つとしてなかったり。これは、流れとして全部覚えてしまうしかないのかもしれません。でも、このフーガだけで7分ぐらいあるのに? 考えると先が思いやられますが、あと1年ありますから、きっと何とかなるでしょう。

それにしても、やはりフーガは合唱の醍醐味ですね。

とにかく大変なフーガですが、歌っていて面白いのもやっぱりフーガです。

私の場合合唱経験があまりないので、断言することはできませんが、フーガって、いわゆる合唱曲では、あまりお目にかからないですよね。特に、授業の合唱やお母さんコーラス程度ではまず出てきません。

そんな程度しか経験のなかった自分が、初めて第九の二重フーガに出くわした時は、本当に面喰いました。

何しろ、今自分がどこを歌っているのか全然わからなくなります。一旦落ちてしまうと、流れから取り残されてなかなか戻れません。似たようなフレーズの繰り返しだけれど、毎回少しずつ違うので正確に歌うのが難しいです。

でも、それまで歌ってきた曲と言えば、全体として、一つのメロディーが一方向に流れていくパターンばかりだったので、そういう意味ではとても新鮮でした。四声が絡み合い、オーケストラとともに壮大な音楽を紡いでいくその過程は、まさに至福。

第九から始まった私のフーガ体験は、その後いくつかの宗教曲を経て、今また某レクイエムに続いています。

何曲歌っても、苦戦することには変わりないのですが、楽譜を離して歌えるようになった時の楽しさはまた格別でしょうねぇ。今はまだ出口が見えませんが、練習して行けば、そう遠くない将来、きっとできるようになりますよね。そして、その先には本番も見えてきます。その日を楽しみに頑張りたいと思います。