息子も小学校高学年になり、そろそろ周囲には変声期に入る子も出てきています。(ウチはまだまだのようですが…)

合唱団では、やはり変声期というのは一つのヤマのようで、ここを乗り越えて続けられるかどうかが、高校卒業まで続くかどうかの分かれ道らしいです。

ちょうど、中学生くらいになると、部活の忙しさもあって、休みが多くなります。いや、実際には、中学受験に臨む六年生くらいから、ガクッと人数が減ります。そして、いろいろなことが落ち着く高校生くらいになって、フラッと戻ってくる子がいるかと思うと、そのままフェイドアウトしてしまう子もいたり。

もちろん、その間ずーっと続けて通っている子も、少数ですが、います。

なんだか他人事じゃないなぁ、と思ったのは、変声期に入るまではすごーく熱心で、歌が大好きで、合唱団が大好きで、毎週喜んで練習に通っていて、いつも「絶対、最後まで続けるんだ」と嬉々として話していた、というような子が、声が変わってソプラノからいきなりバスにパートが移った途端、すっかりやる気を無くしてしまった、という話を聞いたときです。

少年合唱ではソプラノは花形ですが、花の命はとても短くて、遅かれ早かれ、必ず声域は下がっていきます。今まで出ていたきれいな高い声が出ない、という事実に直面したときのショックというのは、女性の私には絶対にわかりません。そこのところのフォローに、先生方がすごく苦労なさっている、という話も聞きます。本当に頭が下がります。

上に書いた子の場合、今はまだ中学生なので、声が変わったといってもまだ落ち着いていないため、上も下も出ない、ちゃんと歌えない、という状況なので楽しくないのではないか、とはお母さんの弁。なんとか、大人の声に落ち着いたら、またやる気を出して戻ってきてくれないかなぁ、と思わずにいられません。実際そうやって戻ってくる子も結構いますし。

本来の声を獲得してしまえば、男声合唱ってそれはそれですごく魅力的なジャンルだと思うのですが、思春期でもあるし、この時期はいろいろな意味で難しいようですね。

今は楽しく通っているウチの息子も、変声期に入ったときにどんな反応を示すのか。今からちょっと怖いです。