第九が無事に終わりました。
前日のオケ合わせ。プロオケの場合、合わせの回数がほとんどないのはいつものことですが、今回は前日夜ということで、初めての人はいろいろ不安だったり面喰ったりしたのではないかなー、と推察しました。
でもやっぱりオケと合わせると気持ちが高揚しますね。特にプロのオケは演奏に破綻がないので、指揮者も合唱が入る部分は合唱に集中して指示を下さいますし、安心して歌えるのが何より良いです。
ただ、私の場合、やっぱりオケと合わせることに対する感激度が薄れているかもしれません(^^ゞ。後ろに並んでいた、初参加と思しき方々が、涙を流すほど感動しているのを見て、逆に感動を覚えてしまいました。あぁそうか、オーケストラと一緒に歌う、一緒のステージに立つ、こんな間近で演奏を聴くというのは、ものすごく贅沢なことなんだ、って。やっぱり、こういう環境にあることを感謝しなくてはいけませんね。改めて感じました。
そんなこんなで迎えた当日。
今回はPTAコーラスの仲間と一緒に参加したので、長い一日でしたがあっという間でした。やっぱり、仲間と一緒、というのは良いですね。
発声練習・ゲネプロ・直前発生・本番と、何度も何度も歌いましたが、とてもリラックスして過ごせたように思います。
今回はまたソリストが素晴らしい面々で、ゲネプロのときはここぞとばかりに、歌っている姿をじっくり見せていただきました。見ているだけでも勉強になりますねぇ。
あまりにも歌が素晴らしくて、聞き惚れてしまった合唱団員も多かったようです。常設の団だと、指揮者やボイストレーナーの先生から「絶対に聴衆になってはいけない!」と耳にタコができるほど言われたものですが(^^ゞ。ついつい聴き入ってしまいますよねぇ。まぁ、第九の合唱は短くて、歌う場所も少ないですし、入りづらいところもわかっていますから、自分は大丈夫だったと思いますが、お仲間の皆さんも、何度か入りそこなったと言っておりました。
たぶん、合唱そのものは、あちこち綻びだらけだっただろうなぁ、と思うのですが、歌う喜びとか、熱意とか、そういうのは客席に伝わっていたようで良かったです。来てくれた同じPTAコーラスの友人たちからも「感動しました
」というメールが入っていたし。短いけど、疲れる分達成感のある曲ですよね、第九は。
本番終了後は、またお仲間の皆さんとそろって打ち上げへ。いつもだと夫と一緒に行動するのですが、基本、夫は食べるばかりなので、今回はずっとお仲間と一緒に、ゲストの皆さんのところを回ってみました。
残念ながら女声ソリストのお二人は、挨拶だけですぐに帰ってしまわれましたが、男声ソリストお二人と指揮者の先生は、しばらく残っていらしたので、サインをいただき、握手もしてもらいました。なんだかすっかりミーハー集団と化しておりましたが、こんなのも夫と二人で参加していた時には絶対なかったことなので、楽しい時間でした。
そういえば、関係者も含めて、ご挨拶なさったみなさんは、口を揃えて「事業仕分けでこういう機会がなくなったりしませんように」みたいなことをおっしゃってました。クラシック音楽業界、事業仕分けのターゲットにされてますもんね。皆さん切実なんでしょう。でも、こうやってみんなで音楽を創り上げていく作業には、効率とか、コストパフォーマンスとか、そんなものを超えた「何か」があると思います。本当に、これからも続いていってくれるといいなぁ、と思うばかりです。