今年に入って、合唱団ではひたすら「現代曲」を歌っています
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PTAの方は以前から書いていますが、日本の合唱組曲。不思議~な和音がいっぱいで、おおよそメロディアスとは言い難く、難しいです。それでも、本来児童合唱向けの曲なので、分かれても3部、基本2部ということで、まだラクな方です。
混声の方は、一応オーケストラ付、クラシック系と言われる曲ですが、やっぱり和音などは現代なんですよね。特に、最近始めた方の曲。基本的にはきれいなハーモニーで進行しますが、アルトのメロディー進行は、「そこでそう来るか?」みたいな感じで、頭がそこに付いていくまではなかなか大変です。
で、先日そちらの曲の音源をiTunesで買ったと書きました。外国の合唱団がオーケストラ伴奏で歌っているものです。不安な和音と言っても、聞いている分には綺麗にハマっていて、心地よく聞けます。弦と声のハーモニーがすごくきれいで、でも、古典的な曲のような落ち着く和音ではない分、不思議な感覚です。
ただ、完成形だけだと自分のパートが入ってこないので、今やっている曲だけですが、MIDIを作ってみました。聴いてびっくり。なにこの汚い和音…
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いわゆる「当たっている音」(隣り合った音でしょうか)がものすごい不協和音で、「ホントにこれで音合ってるの?」と何度も確認してしまいました。やっぱりこれが電子音の限界ですね。
おそらく、実際の演奏の方は純正律で、MIDIは平均律しかも電子音だから、そういう現象が起こるのだろうと思います。
指揮者の先生曰く、この和音(例えばレファラミ)の、レとミとファは、隣り合った3つの音ではなくて、レファラの上に5度音程のミを乗せたものなのだそうです。本来、綺麗にハモッた和音なら、自然に聞こえてくる倍音を、実音として楽譜に乗せたもの。だから、汚いはずがないのだと。実際、何度かその和音だけを作ってハマったときには、歌っている自分たちがうっとりしてしまうような
、そういう感覚に襲われました。
でも、これをピアノやMIDIで出すと、えも言われぬ汚い和音に…
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だからこそ、合唱はピアノ伴奏でなく、アカペラやオケで、という方が多いのでしょうね。
それにしても、この作業を150人の合唱団でやるのは、本当に大変です。耳を塞ぎたくなるような和音になるか、それとも…?
綺麗な和音がコンスタントに作れるようになったら、それこそ、その世界にハマッてしまいそうです。