先週末、東工大合唱団「コール・クライネス」の演奏会に行ってきました。コール・クライネスと言えば、今年を含めて、全日本合唱コンクールで11年連続金賞という名門合唱団です。

お目当ては、第三部の「カルミナ・ブラーナ」。350人の大合唱団+フルオーケストラ+二台ピアノ+ソリスト3名+児童合唱という、巨大規模の演奏。これだけ入って入場料は1,500円ですからねぇ、格安です。当然ですが、会場は超・超満員。ウワサによると、チケット持ってるのに定員オーバーで入場を断られた人がいたそうです。それほどの超満員。うっかり遅れて行かなくて良かったです。

「カルミナ・ブラーナ」といえば、一曲目の「運命の女神の歌」はとても有名で、大抵の人は知っていると思うのですが(題名知らなくても、聞けば「あぁ」と思うはず)、他の曲は、実はよく知らないんです。だから、全曲通してナマで初めて聞けるというので、わくわくしてました。

前半は、学生指揮者さんの指揮によるアカペラの「アニュス・デイ」2曲。それと、副指揮者さんの指揮による、ピアノ伴奏付「Mass From Two World(Ariel Quintana作曲)」から抜粋。

いやー、100人を超える大編成なのに、ものすごくキレイなハーモニーで、あまりにも気持ちよくて、意識が思いっきり飛んでしまいました(^^ゞ。昼間ずいぶん歩き回ったせいもあるとは思うんですが。

気を取り直して、休憩後の「カルミナ・ブラーナ」。

もう、オーケストラの人数もハンパじゃなくて、ステージがいっぱいなんですけど、それに加えて合唱団の人数の多いこと(^^ゞ。OV(いわゆるOB/OG)を加えて350人近いということで、舞台の上は人・人・ひと…。見るだけでも大迫力です。

そして、いきなり始まる大合唱。

シビれますねー。銅鑼だのシンバルだのティンパニだの、打楽器が容赦なく鳴り響く中、それに負けない大合唱です。

もう、圧倒されました。

これだけの人数の合唱って、いわゆる市民の第九合唱団などでは聞いたことがあるのですが、そういう合唱は、お世辞にも上手とは言いがたいのが普通です。もちろん、上手でなくても、歌う喜びに溢れて、エネルギーに満ちた合唱はそれはそれでいいんですが、やはりまとまりに欠けるので、人数分の迫力というのはなかなか出ません。

しかし、この日のクライネスは、一人一人の技量がしっかりしていて、しかもみんな若いですから、そのエネルギーは凄かったです。

「カルミナ・ブラーナ」は、全員の大合唱だけでなく、パートごとの掛け合いがあったり、男声合唱、二重合唱、小編成の合唱、少年合唱、そして、ソリストとの掛け合い、ソロ、等々、さまざまなバリエーションの歌が聞けて、とても面白かったです。キレイなハーモニーの合唱というより、エネルギッシュな叫びのような曲が多かったかな。若い学生合唱団にはピッタリの演目だなぁと思いました。

オーケストラも素晴らしくて、とても満足度の高い演奏会でした。

なんだか、刺激をいっぱいもらって帰ってきました。私も、来年はがんばろうっと。