息子の演奏会本番が近づいてきました。
総演奏時間が三時間近くある某有名な宗教曲ですが、ソプラノ・アルトの小中学生は暗譜で歌います。今年は秋の演奏会の時期が遅かったので、この曲は練習期間が少なく、暗譜は得意なほうの息子も結構苦労しています。
さすがに通常の練習時間だけで覚えるのは無理、ということで、ほとんど毎日、練習に付き合って歌っています、と以前書きました。
ただ、最初の頃に覚えた第一部の曲は、ある時期から「もう完璧に覚えてるから」と言って、最近自宅では、二部三部の曲中心に歌っておりました。確かに難しい曲が多く、歌詞もメロディーも、入れるのに苦労していたようです。毎日毎日全曲練習するほど時間も取れないし、というので、弱いと自覚している曲を重点的に練習することで納得していました。
さて、本番も間近に控え、息子に「もう全部覚えたの?」と聞くと「うん、怪しかったところもさっきCDに合わせて歌ってみたら大丈夫だった」と自信満々です。
ふと「そういえば最近一部練習してないけど、そっちは本当に大丈夫なの?」と聞くと「うん、全部覚えてるよ」との返事。「歌詞だけじゃなくて、フォルテとかピアノとかクレッシェンドとか、テンポが動くところとか、そういうのも?」とも聞いたら、「うん、大丈夫」。子供ってすごいなー。私は歌詞やメロディーは入っても、ディナーミックまでは無理だわ…。と感心。
ところが、試しに歌わせてみると…。
メリスマが甘い、音程があちこち甘い、テンポについていけてない。
あぁー、やっぱり歌いこんでないから、頭でわかってても体はついていってないんだ。考えてみれば当たり前の話。きっと、全体練習で指揮者の先生に注意されるんだろうなぁ。
覚えるだけでもたいへんだけど、それをきちんと「歌う」には、さらに充実した練習が必要いうことで。短期決戦って、やっぱり難しいですね。
せめてあと本番までは、家でも通し練習に付き合おうと思います。