「おかあさんコーラス」の大会に行くと、とても目につくのが「振付」のある演奏。

簡単なステップや手振りに始まり、小道具を使ったり、衣装の早変りがあったりと、さまざまな趣向があって見ていても楽しいものです。もちろん、そういうのが嫌いな方もいらっしゃいますが。こればっかりは人それぞれですね。

私が今年見に行ったのは「関東大会」で、県大会を勝ち抜いてきた団体ばかりでしたから、当然、そういうことに「照れ」を感じさせるような人はおらず、皆さん生き生きと楽しそうに演じていらしたし、歌もしっかり歌っているところばかりでしたので、見る方も安心して鑑賞できたということもあるでしょう。でも、動きを入れることを「恥ずかしい」と感じてしまったり、振付や歌詞を思い出すのに精いっぱいで「演じる」ところまで行っていなかったら、見ている/聴いている方は楽しいのだろうか、というのも、日ごろ気になっていることではあります。

私の参加しているPTAコーラスでも、ときどき「動き」を取り入れています。大抵は手拍子や簡単なステップ程度ですが、いつもいつも、練習時間が少ないため、本番では右往左往。暗譜と合わせて最も難関と感じています(^^ゞ。

ただ、曲目はポピュラー系が多いですし、動きが入るのも珍しくはないのと、まだ子供も小学生の人ばかりなので、あまり「恥ずかしさ」というものは感じずに、楽しく歌っているみたいです。まぁ、客観的にどう見えるか、はかなり疑問なんですが。

で、もうひとつの混声合唱団の話です。

今度のクリスマスコンサートでは、みんなが良く知っている「クリスマスキャロル」を多数演奏します。アップテンポの楽しい曲もたくさんあります。でも、普段、鹿爪らしい宗教曲ばかり演奏しているからか、楽しい曲を楽しく歌えていないらしいんです。

メドレーを一巡歌い終わった直後のマエストロの言葉。

「つまんねー!!」

「楽しい曲をつまらなく歌うなよー」だそうで。そうなんですよねー。たぶん、私を含めてみんな、それぞれに「はじけている」気持ち、つもりはあると思うんですが、全然足りないんです。でも、普段やり慣れていないと、なかなか自分にかけた枷を完全に外すのは難しいんですよね。

で、途中で乗ってきたマエストロ、男声陣には「振り」を要求。リズムに乗って簡単に体を動かすだけなんですが、やはり年配の方が多いこともあって、難しそうです。本番直前なのに、大丈夫なんでしょうか(^^ゞ。

昔ダンスをやっていたときにも言われたんですが、こういうの、って「恥ずかしい」という気持ちが少しでもあると、体のどこかが縮んでしまうようで、見ている方が恥ずかしいようなモノになってしまうんです。「こんなにやったらやりすぎじゃない?」くらいに弾けて初めて、人が見て「楽しい」と思えるモノになるんですよね。そう言う意味で、最初に書いた「おかあさんコーラス」の皆さんはスゴいと思います。

もうすぐ本番。さて、どうなりますことやら。