昨日、PTA合唱団に気楽に参加したことを「間違いだった」と書いた のですが、その理由の一番がこれ、「暗譜」です。

こちらのPTAコーラスの場合、本番は例外なく、完全暗譜なんです。これが、この年齢になるとものすごく大変…。混声の方は、大曲ということもありますが、一応楽譜は持って舞台に上がります。楽譜にかじりついたらマズイですが、安心感はあります。なんと言っても、一つの作品にかける時間が全然違いますし。

ちなみに息子は、さすがに苦労がないらしく、今はラテン語だろうが英語だろうが、一回練習に行けば難なく覚えて帰ってくるようです。まぁそれは子供だし、極端な話ですが。

暗譜に関しては、練習時間さえたっぷり取れるなら、良いことが多いと思います。顔が上がって、声も、指揮者の指示も通りやすいですから。

でも、楽譜を渡されてから、2回か3回の練習で、「はい、暗譜してステージに立って」。ってのは、キツイです。まず、音取りだけで1回はつぶれます。で、歌っているうちにいろいろ指示は出てくるのですが、音符と歌詞だけでも大変なのに、そんなものまで覚える余裕はどこにもありません…。

で、不安なままステージに上がると、事故が多発します(^^ゞ。歌詞の間違いや出忘れで音が濁ったり急になくなったりは当たり前、人に聞いていただけるレベルには程遠い状態になります。何しろ頭の中は歌詞を思い出すので一杯一杯で、とてもとても、「歌う」余裕がないんです。ただでさえ余裕がないのに、ここの合唱団は「動き」があったりもするのでもっと混乱。ある曲なんて、歌詞もままならないのに、ステップ、クラップ(指を鳴らす)が加わって、もう何をやってるのか良くわからない状態に(^^ゞ。

先日、子供と一緒に歌うコンサートがあったのですが、その時は、歌う曲が12曲、うちまったく初めての曲が6曲、そのための練習回数たったの4回(ちなみに練習時間は1回1時間程度)。いったいどうしろと言うのでしょうか(^^ゞ。

さすがに、今回は自主練しました…。覚え切れなくて頭沸騰しそうになりましたわ(^^ゞ。それでも、前日のリハーサルでパートソロの出だしを全滅してしまったし(誰一人歌詞を思い出せなかったらしい)。単発のイベント用に2~3曲覚えるのとは訳が違うんですねー。

コンサートそのものは成功だったらしいんですが、歌いながら、お客さんに申し訳ない、と思ってしまいました。こんな演奏をお聞かせしていいものか、とも。まぁ、その日は子供が主役だったので、子供たちの歌はバッチリで、それで良かったのかもしれませんけどね。でもその分、子供の歌以外の部分、お客さんの目当てでない部分で、きちんとしたパフォーマンスができなかった、という事実に、かなり凹んだことは事実です。無料だから、というのはこの際関係ないと思います。

聞いていた人は、普段合唱と縁のない人ばかりだったので、お世辞も含めて皆さん誉めてくださいましたが、あの演奏で誉められてもあまり嬉しくない…。

せめて暗譜じゃなかったら、と思わずにはいられませんが、暗譜にしないと、顔の上がらない人がほとんどになってしまうだろうことは想像に難くないので、仕方ないのかなー。悩ましいです。っていうか、私が悩んだって変わるはずもないんですが。せめてそのタイトなスケジュールをなんとかして欲しいです(^^ゞ。

とりあえず、次回は市の合唱祭ですが、このコンサートで歌った中から2曲だけなので、かなり気楽です。何しろもう暗譜してるもん。練習も集中してできそうだし、今度こそ、納得のいく演奏をしたいものです。