ひとつのお話。 | 塩炭酸

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都々慈(躑躅)が運営するブログ。時折厨二。

そうだ。

ことの始まりは何だったのだろうか。

なんだったかは覚えていないのだが、俺は多大な恐怖と共に帰宅したのは記憶していた。

俺は息を切らして、大きい雨粒に打たれていたかのようにワイシャツは濡れていた。

嗚呼、怖かった。

そのとき俺は何が怖かったのかは憶えていない。

ただ、精神的に怖い、恐ろしいと言う感情が残っていた。

気を失ったかのように記憶がないのは何故だろう。

俺がそれを疑問に思ったのは暫くして、落ち着いたときだったと思う。

一種の記憶喪失か何かだろう。

直ぐにそう思った。

思い出す必要もないし、思い出さなくても良いだろう。

この時、俺の脳が間違った選択をしなければ、今でも俺は無事だったのだろうか。

それについての解答は俺は持ち得ない。

だから、俺がどのような経験をして、どのようなことを思い、どのようなことを感じたのか。

俺は知る術を持たない。

嗚呼、ことの始まりは何だったのだろうか。

ただ俺は多大な恐怖と共に帰宅していたのは、記憶していたのだ。

何だったのだろうか。

何だったのだろうか。


都々慈(躑躅)