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電通本社の横を通り過ぎた。
いま、長時間労働問題で騒ぎになっている会社だ。

労基署がここぞとばかりに関係会社も含めて査察に入っているところを見ると、前から目をつけていたのかも。

今回このような大企業がターゲットになったことで、見せしめの効果も狙っているのだろう。

何れにしても長時間労働を強要することはあってはならない。明示的であれ、暗黙のプレッシャーであれ。

僕はずっと裁量労働制の枠組みで仕事をしてきたから、期待される結果を出してなんぼの世界。期待値が自分の能力にあっているのか、この判断は二面性がある。

一つは、自分が期待される能力を持ち合わせていて、それに対して過剰なアウトプットを求められている場合。この場合は、胸を張って、それは過剰な期待ですと言い切れる。

もう一つは、自分が期待される能力を持ち合わせておらず、合理的な期待値に答えられない場合。この場合は、自分が努力して時間をかけてでも期待に応えなければならない。

問題は、自分の能力が十分に備わっているのか、判断がしにくいこと。なので多くの人が、この期待値に答えられないのは、自分の能力が足りないからだ、と考えてしまい、どうしても無理してしまう。

これって、自分を卑下する日本人の悪いところだと思う。

じゃあ、どうすれば良いのか。

自分のポジションに対する明確な職務記述書と求められるコンピテンシーを明確にすること。そしてそれに照らし合わせて、上司と話し合いを重ね、期待される能力とアウトプットのすり合わせをすること。

日本人にはいささかやりにくいことだが、外資系で生き抜くにはこれは必須。

多分問題お起こす会社では、こうしたものが存在しない、もしくは存在していたとしても形骸化しているのだろう。

まだまだ日本の組織は未成熟だとつくづく思う