2週間迷った末に・・・
積み換え用エンジンを購入しました。
黄色い方の3型用です。
低走行の空冷シグナスエンジンは、もう滅多に出て来ません。
購入条件の走行距離の許容範囲は、1万キロ前後って所ですかね?
一般的な使用状況だと、多くて数万キロで乗り換えちゃうんでしょうね。
自分は、長距離の通勤メインの乗り方なので1年で2万キロ近く走ります。(笑)
2型1台と3型2台で、トータル30万キロ以上は乗っています。
シグナスのウイークポイントなどは、大体把握しましたね。
エンジンの寿命や消耗パーツの交換のタイミングなどなど・・・。
そんな事を踏まえても、中古で買った方の3型シグナスは健闘したと思います。
エンジンを開けずに、8万キロ超えですからね。
しかし流石に最近、トルクの低下とエンジンの振動が気になります。
高回転を多用するので、クランクの寿命が近いんでしょうね。
また、バルブの密着が悪くなりアイドリングが不安定になったり始動性の悪さも気になります。
クランクとピストンリングの交換と、バルブの擦り合わせも含めたヘッド周りのクリーニングで復活するとは思いますが面倒臭い・・・。
って事で、手っ取り早く積み換えです。
今回購入したエンジンの走行距離は・・・
何と「5457キロ」だそうです。
どんな経緯で解体されてしまったかは、詮索はしません。(汗)
まっ、正規のルートで購入したので細かい事は気にしませんけどね。
まずは、走行距離が説明通りかチェックです。
駆動系の消耗具合で見当が付きます。
事実であれば、部品の交換もまだ無い距離ですからね。
全くの手付かずって訳では無さそうですね。
一度バラした形跡がありますね。
しかし、外してそのまま組み付けたって感じですけどね。
駆動系を全バラしたら
「儀式」を執り行います。(笑)
既に、ちょこっとベルトが干渉した痕跡が確認出来ますね。
自分の乗り方なのか?駆動系のパーツの相性なのかは?ですが、Vベルトがケースの「リブ」に干渉してベルトの寿命が極端に短くなります。
当時は、原因が解らず何本もベルトを無駄にしました。( ̄个 ̄)
ベルトに干渉していたリブを削る事で、解決しました。
干渉するリブは、上下に4個所あります。
削ったところで、強度が極端に落ちる事は無さそうなので「ガッツリ」削ります。
何機ものエンジンに同じ加工をしていますが、不具合は出ていませんしね。
最大にベルトがせり上がった時に、ケースの上面と下面しも僅かに擦った跡がある部分も軽く削ります。
この部分は、削り過ぎると元々の肉厚が薄いので程々に・・・。
下側の2箇所です。
ディスクサンダーとベルトサンダーを駆使して削ります。(* ̄ー ̄)v
上側は、削り難いのでエンジン単体の時の方が楽ですね。
これだけ削ればベルトの側面がリブに干渉する事はありませんね。
この加工をしてからは、ベルトの寿命が延びました。
ベルトのバラ付きもありますが、1万5000〜2万キロは持つ様になりました。
普通じゃん!って言われそうですが、極限に近い使用条件でそれだけ持てば十分なんです。
購入したエンジンは、メインハーネス付きでした。
型式は同じでも、国内仕様と台湾仕様は結構違いがあります。
使えるのは、これぐらいかな?
電装系では、イグニッションコイル(プラグキャップ付き)とレクチです。
ケーブル類は、ブレーキとスロットは程度も良くストックですね。( ̄∀ ̄)
程度は良さそうですが
形状が違うので使えません・・・。( ̄个 ̄)
台湾仕様だったら、スロットルポジションセンサーが使えたんですけどね。
リアサスもキレイなモンです♪
こちらは、使わせてもらいます。