先日の試運転で紛失したセンターキャップですが

やはり製作してから15年も経つと劣化してたんでしょうね。

 

固定部分の材質が硬質スポンジだったので

経年劣化で弾力性がなくなり保持出来なくなり走行中に外れてしまったんでしょうね。

 

当時に比べれば、製作スキルも上がったので改良版を製作です。

 

参考にしたのは、ビートに履かせているレイズのホイールのセンターキャップです。

オプションのセンターキャップだけあって、贅沢な作りになっています。

 

4輪のホイールで、センターキャップが無いのは嫌なんですよね。

社外のホイールを履かせて、センターキャップが無くハブナットが丸見えの車を見かけますが自分的には論外です。(笑)

 

バイクでも

方持ちのスイングアームだと感覚的には同じですね。

 

レイズ(TE37)の物は、一般的なプラスチック製では無くアルミの削り出しです。

溝が切ってあってOリングが付く構造です。

Oリングが劣化してハマりが緩くなったら、Oリングを交換すれば復活しますからね。

 

早速、ホイールセンターの採寸です。

ノギスでは測り難い形状なので「内パス」を使います。

慣れれば、こんな原始的な道具でと100分台まで測れます。

 

パスで写した寸法をノギスなりマイクロメーターで測れば良い訳です。

奥まった場所などで直接測れない場合に重宝します。

 

色々デザインを考えましたが

レイズと同じで、シンプルなデザインとしました。

僅かな凸面のアール形状ですね。

 

取り敢えず鏡面仕上げにしてみましたが多分違う気がします。(笑)

 

目的の内・外径に近い「Oリング」を調達です

10本も必要なかったんですが、1本あたり60円程度なので予備を兼ねて・・・。(汗)

 

選んだOリングの太さが2mmなので、2.1mmのU形の溝を作りました。

溝の深さは、ホイールへのハマり具合を見ながら調整するつもりで一旦1.5mmとしましたが調整の必要はありませんでしたね。

 

やっぱり・・・

違いますね。( ̄∇ ̄*)ゞ

 

シンプルにマットブラック辺りで落ち着きそうです。

ステッカーを貼るかは実際にホイールに付けて判断しますか。

 

天気が悪くなる予報だったので

ちゃちゃっと塗装しました。

ラッカー塗料の簡易的な塗装ですけどね。( ̄∇ ̄*)ゞ

 

ウレタン塗装のホイールに合わせて塗装の質感を似せて塗りました。

遠目に塗料を吹き付ける「砂吹き」っぽい感じですかね?

 

ホイールとのはめ合いの関係で

接触面は未塗装です。

 

まだ塗装したてなので、若干の違和感は否めませんね。

元々艶消しブラックは色合わせと言うよりは、表面の質感の違いで見た目が変わる印象です。

 

 パッと見、ただの純正キャップですね。(汗)

 樹脂製と見た目が変わらない所が、残念ポイントです。(笑)

 

やはり、ちょっと殺風景なのでウイングマークでも入れようかな?

 

今回は、しっかり作り込んだ甲斐あって走行中に外れる事は無さそうです。

一度ハメたら、裏側から強く押さない限り外れない仕様です。

 

こんな感じで、20年近く前に仕上げたエイプを現在の製作スキルで少しずつ「ブラッシュアップ」して行くのも面白いかも知れませんね。