購入したのは、 山真製鋸株式会社の「アイスマン インナーベスト」と言う商品です。

従来の空調服(空冷)と違い、水冷式です。

 

ベストタイプで背中にタンクを背負う形状です。

重量物を背中に背負う事になりますが、さほど重さは感じません。

 

この商品には、廉価版と上位モデルの2タイプがラインナップされています。

最初に言ってしまうと、お勧めは上位モデルの「インナーベストPRO」ですね。(汗)

理由は、後ほど・・・

 

使い方は、至って簡単です。

タンクに150ccの水と凍ったペットボトルを入れるだけです。

冷水の循環には、常時循環・20秒作動-45秒停止・20秒作動‐1分30秒停止 のタイマー付きです。

 

廉価版には、3,350mAhのバッテリーが付属されていますが常時循環の連続使用では一日(8時間)持ちませんでした。

って事で、結局上位モデルに標準装備されている5,200mAhのバッテリーを買う羽目になりました。

空冷服に比べると消費電力が少ない為か、5,200mAhもあれば12時間程度持つ様ですね。

 

ここで、勘違いが無いように補足するとポンプは長時間回りますが氷が溶ける方が早いって事です。(笑)

自分は、凍ったペットボトルでは無く氷を使っているせいもありますが持って1時間って所です。

 

凍ったペットボトルや氷が簡単に用意出来る環境でないと使い物になりません。

これが、最大のデメリットかも知れませんね。

 

実際に2週間程使って気になったのが、背中を冷やし過ぎるのが原因か?背中の痛みが発生しました。

これは個人差があると思いますが自分の場合、背中の痛みが強く出ました。

 

これは、循環してる冷水では無く背中に背負っている氷の入った袋(タンク)が原因の様です。

一日中、背中を氷で冷やしてる訳ですからね。( ̄个 ̄)

 

上位モデルのPROのタンク周りは、保冷仕様になっているのでこう行った不具合は無いと思われます。

取り敢えず、タンクと背中の間に断熱素材のシートを入れて対応しました。

これだけで、大分楽になりました。

 

後から、更に改良を加えました。

上位モデルと同様に氷の持ちを良くさせる為にタンクを市販の保冷バックで包んでみました。

 

氷が早く溶ける原因は、背中から伝わる体温もありますが外気温の方が大きいでしょうからね。

タンクを保冷バックで包み込む事で、多少は外気温の影響を受け難くなる筈です。

前記の断熱材も両方に効果があると思われます。

 

っと言った理由で、氷を使って連続使用をする場合は上位モデルが優れている事になります。

容量の大きいバッテリーを買ったり、色々改良を加える手間を考えると廉価版の安さのメリットは薄いですね。

 

仕事以外の短時間の使用がメインであれば、廉価版でも十分だと思います。

 

同僚にも勧めようとしましたが、既に完売してしまった様です。

来年には、もっと良い物が出てくると思いますけどね。