「思い立ったが吉日」です。(* ̄ー ̄)v

先ずは、ピロボールを注文です。

元々付いていたピロと同じメーカーの同グレードです。

今回のロアアームには、オスではなくメスを使用します。

必要なのは2個だけなので、買っちゃいました。( ̄∇ ̄*)ゞ

何故オス→メスに変更したかと言うと

固定ナットの位置を変えたかったからです。

ナットがピロボールに近いと車体に組み付けた状態だと工具が入らず調整が出来ません。
そんな理由で、変更した訳です。

純正も社外品にも言える事ですが、ナックルとの取り付け部分の見た目が「貧弱」です。(笑)
純正は強度を考えて作られてる筈なので心配要りませんが、社外品を見比べると殆んど作りは同じですね。

基本、フラットバーを曲げて「コの字状」に加工された物が溶接されています。
最低限の強度とコストの兼ね合いなんでしょうね。

自作の場合、コスト面の制約が無いので・・・

無垢の材料から削り出しちゃいます。
φ75mmの材料から削り出すと、大半は「切粉」になっちゃいます。(笑)

今回も鉄ですが、贅沢?に「SCM(クロムモリブデン鋼)」にしました。
俗に言う「クロモリ」って奴ですね。
一番負担の掛かる部分だと思われるので、念の為・・・。

今回のロアアームで、一番悩んだのがナックル側のブラケットの形状です。

例の如く、いきなり完成の図ですが

寸法や形状を見直し軽さより強度を重視しました。

取り付け部の幅を増やしたり

コの字部分にRを付けたり、ネジ部の付け根に強度を持たせたりと手間が掛かってます。(汗) 

ボルト/ナットでの取り付けにした方がシンプルな作りに出来ますが、 整備性と見た目で面倒な方を選択しました。(笑)

こちら側もメスにしたかったんですが、諸事情によりオスになってます。
どうであれ、右ネジと左ネジになっていれば良い訳ですからね。

基本的な作りは、コントロールアームと同じです

違いは、ピロボールの形状ぐらいですかね?

因みに、構成パーツはこんな感じです。

コントロールアームに比べるとシンプルな構成です。
ただ、ブラケットの削り出しが面倒でしたけどね。

重量は増してしまいましたが、強度的には十分な筈です。
また、ターンバックル式になった事で作業性は格段に良くなると思います。

一応、今回も防錆の為に「黒染め」に挑戦です。
やはり、市販品の黒染め剤では限界がある様ですね。

今回は、推奨の使い方では無い方法で試しました。

相変わらずムラはありますが、黒錆の皮膜はしっかり定着しています。

ざっくり言うと「ヒートガン」を使いました。
説明書きにもある、80度で反応させる作戦でした。

幾ら溶剤を暖めても、染める対象物が常温では思った様に皮膜が形成されなかった為です。

溶剤の使用量も少なく済み、短時間で染まりました。
何か弊害があるかも知れないので、おすすめはしませんが・・・。( ̄∇ ̄*)ゞ

しかし、黒染めだけでは心配なので塗装します。
今回は、前回のコントロールアームとは違う塗料を注文しています。


焼き付け塗料っぽい事が出来るみたいなんで期待しています。