先延ばしにしていたメンテを正月休みを使って決行です。
冬場以外は、2台のシグナスを交互に使っていますが
黄色シグナスを完全な防寒仕様にしているので一気に走行距離が伸びますね。
メンテの内容は・・・
① エンジンオイル交換
② 駆動系点検・部品交換(ウエイトローラー・Vベルト交換)
③ フロントブレーキ (パッド・フルード交換)
④ 前後タイヤ交換
⑤ フロントフォーク交換
って、感じですかね?
⑤のフロントフォーク交換なんですが、前回O/Hしたばかりなんですが
交換作業中にインナーチューブに僅かな曲がりが有る事が発覚しました。( ̄个 ̄)
前オーナーの転倒によるダメージですね。
アクスルシャフトを通すと1ミリちょっとのズレがあります。
O/Hでフォークを車体から外した事で、位置がズレたんでしょうね。
タイヤが偏摩耗する程の曲がりでは無さそうですが、タイヤを交換する前に対策です。
現在も走っていてハンドルがブレる事も無いので、問題は無いんでしょうけどね。
取り敢えず、エンジンオイル交換から始めます。
オイルが完全に抜けるまで、駆動系の作業を進めます。
駆動系の部品を全て外し、ケースとパーツを洗浄です。
ここで、早くも問題発生です。
サイドシールに滲みを発見です。
クランクシャフトのガタは殆どないので、シール交換で様子を見ます。
ここら辺の部品は、ストックしていると安心ですね。
左側の在庫が残り1個になったので、注文ですね。(笑)
オイルシールの外し方は、人それぞれだと思いますが
自分は、こんな感じの工具を使っています。
マイナスドライバーで一箇所を押し込み、オイルシールを傾け
反対側に工具を差し込み引っかき出す感じです。
くれぐれも、シールのリップに接触する部分にキズを付けない様に慎重に・・・。
慣れれば簡単ですが
自信が無ければ、バイク屋さんに頼んだ方が無難ですね。(笑)
オイルシールの打ち込みは、例の「自作SST」の出番です。
一瞬でシールを傷付ける事なく打ち込める優れモノです。(* ̄ー ̄)v
このオイルシール専用です。
専用工具の段差分だけオイルシールが入る仕組みです。
それ以上入らない設計なので、座面に当たるまで打ち込めば並行に入って止まります。
因みに、こんな感じです。
シール側面に打痕も付かず、傷める事なく打ち込めます。
均等に入っているか、計りながら打ち込む手間が省けます。
っと、予定外の作業が発生してしまいましたね。(汗)
ちゃちゃっと駆動系の交換です。
駆動系のメンテは、掃除が面倒なんですよね。
最終的に、ベルト当たり面の脱脂もしないと行けませんからね。(汗)
各部品の交換完了です。
ベルトは、あと5,000キロは持ちそうだったんですが交換しました。
摩耗具合ですが
ウエイトローラーには偏摩耗が見られますが、Vベルトには異常は見られませんね。
スターター周辺もきっちりメンテしました。
分解・洗浄を行い、グリスアップしながら組み付けます。
そうこうしているうちに、オイルが抜け切ったので
オイルを入れたら、こっちも完了です。
ちょっと気になるのは、ブローバイの量ですね。
前回のオイル交換時の倍の量が溜まってます。
通勤中に格上バイクと張り合ったのが原因かな?( ̄∀ ̄)
チョッと高回転を多用し過ぎた模様です。(汗)
走行履歴を残しておきます。
エンジンオイル交換は、3,648キロです。
Vベルトは、前回の交換から約15,000キロ走ってますね。
ノーマルエンジンなら、20,000キロは持ちそうですが怖いので交換しちゃいました。
社外プーリーを入れるとベルトの移動量が増えるので、ケースの加工は必須ですね。
ベルトが当たりそうなリブは、多めに逃がし加工をするとベルトの持ちが良くなりますよ。
あぁ~、なんか疲れちゃったな。( ̄个 ̄)
今日は、この辺にしときますかっ!