「SST」、良い響きですね♪( ̄∀ ̄)
一つの作業をするだけの特別な工具ですね。
代わりの工具で代用出来ますが、SSTを使えば作業が楽に行えます。
多くは、メーカー純正工具として販売されていますが自作する事も可能です。
って事で、作ってみました。(* ̄ー ̄)v
即席なので、見た目は・・・ですけどね。
今回作ったSSTと同等の物が存在するかは?です。
何かを参考にした訳でなく、完全なオリジナルです。
材料は、あり合わせの物です。
アルミの角材、スチールのフラットバー、M12の寸切ボルトとナットって所ですね。
どれも、工場に転がっていた廃材です。(笑)
固定部分は、相手に傷が付かない様にアルミを使用しました。
φ33の穴開け加工する時に、数ミリの噛ませ物を入れる事で隙間を作ってあります。
この隙間が無いと対象物を上手く固定出来ませんからね。
っと、ここまで説明では???ですよね。(笑)
何に使う工具かと言いますと・・・
シグナスのフロントフォークのキャップの脱着工具です。
経験した事がある人は解ると思いますが、この作業が結構厄介なんですよね。(汗)
スクーターなど低コストのフォークによくあるタイプです。
普通のバイクは、ネジ式のキャップなんですけどね。
外し方は、キャップを押し込みながら「Cリング」を外すだけなんですが
手が3本欲しい感じです。(笑)
やってやれない事はありませんが、「イラっ!」っとします。( `皿´)キーッ!!
こんな感じで使用します。
ボルトを締め込む事で、安定してキャップを押し込めるって訳です。(* ̄ー ̄)v
あのイライラが、嘘の様に簡単に作業が進みます♪
無理な力が掛かる事もなく、Oリングを傷付ける事もありません。
後は、Cリングがはまる溝までキャップ押し込めば
両手が使えるので、簡単にCリングを入れる事が出来ます。
また、Fフォークを自立させる為に
小型のバイスを使えば、安定して作業が行えます。
油面調整の作業風景は割愛しましたが
指定は確か10番だったと思いましたが、やや硬めの15番に変更しました。
FホークのO/Hには、こんな物があると便利ですね。
オイル量を量るメスシリンダーと油面調整器です。
油面調整器は、市販されていますが簡単に自作出来るので
高い市販品を買う必要はありませんね。(笑)
大き目な注射器は、バイク整備に色々重宝するので持っていると良いです。
ブレーキ整備でもフルードを抜き取ったり、負圧を掛けてエアを抜く事も出来ますからね。
例のフォークブーツの件ですが、試しに他車種の部品を手配したんですけど
思っていたのと違いました。( ̄个 ̄)
って事で、以前と同じ方法で取り付ける事になりそうですね。