先日頼まれて製作したタップホルダーを作ってる時に思い付きました!( ̄∀ ̄)
「タッパーで使えたら便利じゃねっ!」って事に。
早速、簡単なイメージ図を書いて製作開始です。
暇・・・じゃなくて、ちょっと手が空いているからですよ。( ̄∇ ̄*)ゞ
まずは「タッパー」って、何?って話しですよね。(笑)
これは、汎用旋盤に取り付けた状態です。
旋盤だけではなく、ボール盤で立てた状態でも使用できます。
こんな感じでタップでネジを切る為の道具です。
先端のコレットをタップのサイズごとに交換して使用します。
タップに負荷が掛かった時に空回りしてタップが折れない機構になっています。
丁度、長ナットの製作を頼まれたので使用例ですね。
六角の材料を使う事で、希望の長さのナットを簡単に作れます。
今回作ったのは、コレです。
旋盤での加工工程は、そんなに難しい所はありませんね。
前回の物との相違点は
タッパーに対応させた部分です。
M20のタップと同じサイズで作りました。
製作で面倒だった部分は、この辺りですかね。(汗)
工夫した箇所は、24mmのスパナでも回せる様に6角に加工しました。
タッパーが負けてしまった時や、手動でも使える為の物です。
また、24mmのディープソケットを使えば単品でも使える仕様です。
ダイスの付く部分は
前回の物と作りは同じです。
早速、試してみましょ~♪
いきなりのネジ切りは心配なので、傷んだネジのネジさらいです。
両脇のスリットは
加工したネジ山の確認や切粉をエアで吹き飛ばす為の物です。
見た目も、この方が格好良いでしょっ?(笑)
用途を考えて
ストロークは、余裕のみて110mm持たせました。
テストで問題なさそうなので、塗装です。
私物の新しい塗料の実験台にしました。( ̄∀ ̄)
良いんじゃないでしょうか♪
俗に言う「黒染めスプレー」ってヤツですね。
塗装皮膜が薄く市販の工具チックな仕上がりになりました。(* ̄ー ̄)v
主な目的は、「サビ止め」なんですけどね。
アップで見ると
刃物の切削跡が解る事から、塗膜は非常に薄いですね。
今回は、流石に無いだろうと思ったら
有りました・・・。( ̄个 ̄)
念の為に言いますが、本当に後で調べたら有りました。(笑)
価格を見ると、まあまあのお値段ですね。
しかし、ストロークが短く使い勝手を考えると制限がありますね。
自分が製作した方が、多機能で汎用性が高いんじゃないでしょうか。ψ(*`ー´)ψ
まっ!出番は少ないでしょうけどね・・・。