もう納得したつもりでしたが、年末年始にインテRに乗ってたら
やっぱり球形のシフトノブの方が「しっくり」来ますね。( ̄∀ ̄)
 
インテRに付けている物と同じ、チタン製の外径46mmの球形シフトノブです。
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重さも、握り心地も完璧なシフトノブです(* ̄ー ̄)v
 
しかし、見た目がね・・・。
錆びたシャフトが丸見えです。
 
シフトノブを上から握った時に、指先がこの隙間に当たるのが唯一のマイナスポイントです。
 
って事で
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握り心地と見た目を両立させて、自作した訳ですが
重くなり過ぎない為に、外径を42mmにしたのがマズかった感じです。
重さを重視し過ぎたので若干中途半端な仕上がりになってしまいましたね。( ̄∇ ̄*)ゞ
 
材質をステンレスにした為、比重が約7.5とアルミの約2.7に比べると3倍近いので
理想的な形にすると、尋常でない重さになってしまいます。(笑)
 
今回は、いったん重さは考えない事にしました。
「握り心地」と「見た目」重視でデザインしてみました。
 
握る部分を「ほぼ球体」に削りました。
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ブーツと距離を取るために、前回の物より足の部分を少し伸ばしました。
 
そもそも、汎用旋盤で球体を削るのは結構面倒です。(汗)
目標のRのゲージを作り、地味に形を整えて削る事になります。
 
こんな所も拘っちゃいました。( ̄∀ ̄)
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純正のシフトブーツの樹脂パーツの形状に合わせてみました。
ちょっとした事で、一体感が出ますね。 
 
以前、試作で失敗した原因がコレです。
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シャフトに4度40分程のテーパーが付いています。
 
ノブの首元をなるべく細くしたかったので、穴の中を同じテーパーに削ってあります。
こうする事で、一番太い所に合わせるより僅かですが外径を細くする事が出来ます。
 
汎用旋盤では、これが限界かな?
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NC旋盤なら楽勝なんでしょうね。(笑)
 
今回のシフトノブは、アルミで作りました。
重量は、150g弱と軽めですがシフトの入りに大差は無い感じです。
 
ステンレス製の方は、350gのヘビーウエイト仕様でした。
今回は、軽量ですが少しノブの位置が高くなったのでストロークが増えた分
重量差が相殺されたんですかね?
 
これが、最終仕様かな?
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欲を言えば、材質に「チタン」を使えれば同じ形状でも理想的な重さで作れるんですけどね。( ̄∀ ̄)