メーター読みの走行距離は

走行距離が、メーター通りかは駆動系を見れば大体解ります。
って事で、駆動系のチェックです。

この感じは、全くメンテナンスされてない車両ですね。
ケースを開けます。

ベルトのカスも殆ど無く、メーター通りの走行距離って感じですね。
たぶん、新車時から一度も開けられてませんね。

ナットにも、緩めた形跡がありません。
前オーナーは、安全運転だったのかな?

3型から台湾仕様もプーリーボスのワッシャーが厚い物になったので、全開でもこんなモンかな?
エアエレメントも汚れていたので

パーツクリーナーで洗浄しました。
一応、ノーマル状態で走行チェックをしたいので純正のままで行きます。
純正の7番プラグが、湿ってますね。

まっ!途中からは、エアエレメントが詰まって濃い状態だったかも知れませんけどね。(笑)
取り敢えず純正番手のイリジウムプラグに交換です。
一旦、駆動/スターター系を外します。

それ以外は、殆ど新品状態です。( ̄ー ̄)
駆動系の交換部品は

ベルトに減りは見られませんでしたが、年式を考えると5年は経過しているので交換ですね。
っと、その前に

絶対このリブにベルトが干渉してますよね。
って事で、削ります。ψ(*`ー´)ψ

後は、ベルトサンダーでケースの底の表面も整えます。

見落としがちな

自走で、バイク屋から帰って来た時のものの様ですが・・・。( ̄∇ ̄*)ゞ
こっちも削ります。

恒例の儀式も終わったので、掃除して組み付けます。

冷却用のエレメントも洗って組み付けました。

こんなモンで試乗出来るかな?っと思ってましたが・・・

パッドのライニングは、ほぼゼロでピストンが出切った状態だったのでピストンにサビが出ています。
納車されて直ぐに外したキャリパー一式があったので、丸ごと交換です。
確か、同じ赤いキャリパーも有ったはずですが探すのが面倒だったのでシルバーです。( ̄∇ ̄*)ゞ
ざっと、こんなモンですかね?
外装にキズはありますが、フレームには深刻なダメージは無さそうでした。
このまま乗るなら、タイヤ交換も必要ですね。
しかし、まだプランが決まってないので整備はここまでとします。