メーター読みの走行距離は
イメージ 2
16,721キロです。
走行距離が、メーター通りかは駆動系を見れば大体解ります。

って事で、駆動系のチェックです。
イメージ 1
いきなり、衝撃的な状態ですね。(笑)
この感じは、全くメンテナンスされてない車両ですね。

ケースを開けます。
イメージ 3
めちゃくちゃ「キレイ」です♪

ベルトのカスも殆ど無く、メーター通りの走行距離って感じですね。

たぶん、新車時から一度も開けられてませんね。
イメージ 4
ナットのマーキングが、新車状態そのままです。
ナットにも、緩めた形跡がありません。

前オーナーは、安全運転だったのかな?
イメージ 5
プーリーの外側まで、ベルトが行ってません。
3型から台湾仕様もプーリーボスのワッシャーが厚い物になったので、全開でもこんなモンかな?

エアエレメントも汚れていたので
イメージ 17
パーツクリーナーで洗浄しました。
一応、ノーマル状態で走行チェックをしたいので純正のままで行きます。

純正の7番プラグが、湿ってますね。
イメージ 6
やはり、あまり飛ばして走ってなかった感じですね。
まっ!途中からは、エアエレメントが詰まって濃い状態だったかも知れませんけどね。(笑)
取り敢えず純正番手のイリジウムプラグに交換です。

一旦、駆動/スターター系を外します。
イメージ 7
ウエイトローラーは、偏摩耗があったので交換ですね。
それ以外は、殆ど新品状態です。( ̄ー ̄)

駆動系の交換部品は
イメージ 8
ウエイトローラーとベルトです。
ベルトに減りは見られませんでしたが、年式を考えると5年は経過しているので交換ですね。

っと、その前に
イメージ 9
恒例の「儀式」です。
絶対このリブにベルトが干渉してますよね。

って事で、削ります。ψ(*`ー´)ψ
イメージ 10
余裕を持って、多めに切除です。

後は、ベルトサンダーでケースの底の表面も整えます。
イメージ 11
こうする事で、ベルト持ちが結構良くなります。

見落としがちな
イメージ 12
上側も僅かにベルトと干渉した跡があります。
自走で、バイク屋から帰って来た時のものの様ですが・・・。( ̄∇ ̄*)ゞ

こっちも削ります。
イメージ 13
ベルトサンダーが無いと、ちょっと厳しい作業ですね。

恒例の儀式も終わったので、掃除して組み付けます。
イメージ 14
異音も無く、エンジンのコンディションは良さそうです♪

冷却用のエレメントも洗って組み付けました。
イメージ 15
洗えば、何度かは使えます。

こんなモンで試乗出来るかな?っと思ってましたが・・・
イメージ 16
フロントキャリパーが終わってました。(汗)

パッドのライニングは、ほぼゼロでピストンが出切った状態だったのでピストンにサビが出ています。
納車されて直ぐに外したキャリパー一式があったので、丸ごと交換です。

確か、同じ赤いキャリパーも有ったはずですが探すのが面倒だったのでシルバーです。( ̄∇ ̄*)ゞ

ざっと、こんなモンですかね?

外装にキズはありますが、フレームには深刻なダメージは無さそうでした。

このまま乗るなら、タイヤ交換も必要ですね。
しかし、まだプランが決まってないので整備はここまでとします。