入隅のコーキングに異変を感じていましたが防水の役目は果たしていたと思っています。
コーイングを除去したところ。
底面にハットジョイナーなどは使用されておらず、下の方は上は捨て貼りの木、下の方は防水に直接三面接着されています。
どこの入隅コーキングでもハットジョイナーを使わないのが同じ仕様です。
入隅の標準施工は三面接着防止にハットジョイナーを使用するとあります。
木造住宅において誘発目地以外にハットジョイナーやバックアップ材がないというのは無いのが通常ですが、アイダ設計では三面接着を推奨しているようです。
この別の入隅部に至っては底面には何もありません。
しかも恐ろしいほどに目地が狭いです。(上、外壁が2階に行くにつれて広がっていきますが)留め釘なんかは目地から2ミリくらいのところに打たれているんですが、おそらく斜めに打ち込んで柱にでも届かせよと思ったんでしょうね。
さて、話は最初の画像に戻ります。戻ります。ここはバルコニーの入隅、中がどうなっているのか見てみたくてサイディングを破壊してみました。防水紙をめくったところです。





