呉信用金庫ホール

なかなか行くこともないホールなので、ちょっとぐるっと回ってみてみた。トイレの列の捌きが悪かったかなーくらいで、ホールはきれいだし、トイレもきれいだったし、座席も座り心地良かったです。

1階　G列　下手サブセンター　ちょうど段差が出てくる席だったので、前の人の頭も全く見えなくてありがたい席でした。海宝君のスイカを食べる姿を愛でる席側でした。

浦野すず · 昆夏美 · 大原櫻子
北條周作 · 海宝直人 · 村井良大
白木リン · 平野綾 · 桜井玲香
水原 · 小野塚勇人 · 小林唯
浦野すみ　小向なる　
黒村径子　音月桂
白木美貴子

川口竜也
加藤潤一
飯野めぐみ
家塚敦子
伽藍琳
小林遼介
小林諒音
鈴木結加里
高瀬雄史
丹宗立峰
中山昇
般若愛実
東倫太朗
舩山智香子
古川隼大
麦嶋真帆
すずの幼少期（トリプルキャスト）
桑原広佳　澤田杏菜　嶋瀬晴
黒村晴美（トリプルキャスト）
大村つばき　鞆琉那　増田梨沙

東京、名古屋ときて、3回目。

今回のキャストが一番見たかった組み合わせ。

昆さんのすずさんは、本当に天然ちゃんという感じで、かわいらしかった。りんさんに「北条です」と名乗る際も、ほら私が妻だという感情もなさそうで、かえって不憫だな…と。りんどうの柄のお茶碗、りんさんに買ったお茶碗を妻に「それ、すずさんにあげるわ」というデリカシーのない周作さん(この時の音月さんの表情も本当にあきれたようなもので、修逸）とうまくいくのはこの子しかいないわーという、ぴったりな夫婦でした。水原さんのところに2人きりにさせられたときも怒り度も低いし、だからこそ、空襲で命知らずに飛行機の前に立ちはだかったり、戦争終わった時の怒り狂い方とか、たけだけしくて良かったです。

平野さんのリンさん。綺麗でした。お声の調子も不安なかったのかな？ご本人にしかわからないけれど。

子役ちゃんもこれで3人ともコンプリート。小児期のすずちゃんは、歌が安定していたし、晴美さんは、今日も広島弁が達者、かわいいし、カテコのオニイチャンへの突っ込みも堂に入ったもので、さすがの子役でした。

海宝君も3回とも拝見し、見慣れてきたせいか、昆さんとのコンビネーションなのか、あまりイライラすることなく、こういう不器用な男もかわいいよね、的な気持ちで見られる。

また、小林さんの水原さんは、海の絵をすずに描いてもらうところから、なんか、この水原いいよね…と。これからの活躍を期待します。

もう今回も10円禿げのすずに、小遣い渡す広島弁川口父ちゃんにシーンに泣き、ウサギの海の絵の水原に泣き、座敷童に泣き、自由の色に泣きと、いろいろ、私の涙は忙しかったです。

日本初の日本発信のミュージカル、ぜひ今後も長く続くといいなあ、と思いました。

戦争で普通のことが普通じゃなくなることの哀しみとかそんな中にも生きていることとか、

生きてても会えないとか、死んで会えないとか、でも人の心の中で生きていくこととか、なかなかいいテーマのこもった作品で、3回も見に行って行き過ぎかしら、と思ったけれど、十分に堪能できました。

アンジェラさんのあいさつで、呉弁と広島弁の違い、苦心された、とのこと。やっぱり、ちゃんと分けてたよね！！最初見た時からばっちり気づいていた広島県民。

時節柄、呉含め、広島はコロナ真っ盛りのせいか、怪しい咳をしている人がいた以外は、電話もならなかったししゃべる人もいなかったし、半分地元民としては、恥ずかしい感じはなくて良かったです。しかし、今回の公演、どれくらい地元民が呉市民がみてたのかな？終演後の呉駅への流れ見ると県外多そう？とは思ったけれど、座席はびっちり埋まっていて、良かった、盛況で。

配信で、もう一度みたいし、見れなかったもうひとりの村井周作さんを今後、見てみたいと思います。

19時半くらいなら、帰宅しても良かったのですが、花火大会なもので、混むしなあ…と呉のホテルに泊まってみた。

山側。

朝食会場の海側。

呉駅。

呉線に乗ったのは何年振りか？いや呉線できたのは初めてかもしれない…車で来ても良かったかもな、市内も走りやすそうだった。

7月27日 ソワレ この世界の片隅に

7月27日　ソワレ　この世界の片隅に