<アーニャ役>葵わかな
<ディミトリ役>海宝直人    
<グレブ役>田代万里生     
<ヴラド役>石川禅
<リリー役>朝海ひかる    
<マリア皇太后役>麻実れい
五十嵐耕司・伊坂文月・井上花菜・工藤 彩・熊澤沙穂・小島亜莉沙・酒井 大・杉浦奎介・渡久地真理子・西岡憲吾・
武藤 寛・村井成仁・山中美奈・山本晴美

 

1階21列目

全くの初見で観に行ったので、お話にワクワクしながらみていました。

海宝くんの俺のペテルブルク、素晴らしくて、これはショーストップというやつではないかしら・・・と思いました。1曲の中でも、いろんな声帯の部分を使って、いろんな声を出すので、声だけでも実に表情豊かでした。まあ、見に来られてよかったわ…後ろの席でも、ドレスアップしたアーニャみて、表情の変化分かるのは、愛ゆえでしょうか。最高。

 

田代さんのグレブは職務に忠実そうで。恋してます要素があまり感じられないところはあり、普通に森で見つけたり、オペラ座で撃つんじゃないか心配になりました。歌はさすがでした。

 

石川ヴラド。かわいらしくて、ちょっと胡散臭くて、でも紳士な可愛いおじさんさせたらピッタリです。歌声も、さすがで、石川さんも声が単一じゃなくて、幅広い、色があるって感じで、海宝くんと2人で唄ったりすると聞きごたえのある感じでありがたい。

 

朝海さんは非常にダンスが綺麗でした。

麻実さんは、歌がくぐもっているような気がしましたが、お芝居部分とかは孤独な身の上、だけど気高いという雰囲気で非常に合ってました。

葵さんは思ったよりは歌えてるなーですが、ソロの伸ばしてほしいところとか、早めにきるのね、なんて思いながら聞いていた。短い歌ならいいんだけど、1幕などはアーニャで終わるし、やはり歌唱力は欲しいです。

 

パリの風景など、ソアリン ファンタスティック・フライト乗ってるような、美しさで、舞台装置も綺麗で、場面転換も展開も飽きる場所がなくて大変面白い舞台でした。

 

バレエも普通にバレエで。特に黒い方の王子が素晴らしく素敵で、最初のジャンプで、魅了されてしまいました。