23日マチネ。

達郎さんのカジモドは2回目。
フロロー、エスメラルダはお初でした。
アンサンブルさんも、変更あり、クワイヤさんも変更あり。
けれど、相変わらず、素晴らしいです。

以下個人的感想を書き連ねます。内容も触れてるかと思うので間あけます。画像の下です。

カジモド 飯田達郎
フロロー 野中万寿夫
エスメラルダ 宮田 愛
フィーバス 清水大星
クロパン 阿部よしつぐ

【男性アンサンブル】
野村数幾
山田充人

大空卓鵬
賀山祐介
中橋耕平
平良交一
佐藤圭一
吉田功太郎

【女性アンサンブル】
小川晃世
久居史子
吉田絢香
原田真理

【男性クワイヤ(聖歌隊)】
白山博基
坂下良太
山下泰明
奥田直樹
佐々木 純
澤村楽人
井上隆司
飯村泰志

【女性クワイヤ(聖歌隊)】
片山美唯
山本詠美子
土居愛実
小林未奈子

谷 明実
町島智子
吉田瑛美

杉山由衣




3回目なので、だいぶん、落ち着いて観れるようになりました。
メイクも薄めなので、誰が誰だかわからないこともなく、アンサンブルさんも落ち着いてみれば、私のような日が浅い人でも、見分けがつきやすい。
1枠の副隊長がイケメンだったことと、2枠はちょっとがっちりした体形の方がすることと、5枠は高枡さんの方が私は好みという、どうでもいい記録を。

1回目みたときに、カジモド+フィーバスが道に迷いながら御殿をさがすシーンの途中から、何となく、後ろ姿に違和感を感じていた(絶対前を向かないような気がしたのと、カジモドの歩き方が違う)ところがありました。今日近くで観てて、捕まる瞬間に瞬間移動しているのは、ここで入れ替わっているのね、と。アンサンブルさんのどなたの後ろ姿だろうか。とそんなことも気になりつつ。

フィーバスとカジモドのやり取りが、傷をたたく辺りから、映画と同じく、ちょっと(笑)を誘い始めているようなそんな気もして、演ずる側の練られ方もですが、みてる側も楽しめるようになってきたように感じました。

達郎カジモド、前方なので、良く顔が見えました。表情をしっかり作っているけれど、基本的に顔が可愛いかたなんだなあと。やはり全体的に可愛いカジモドだったと思います。ちょっと明るくて、1幕のソロなんか、本当に楽しそうで、屈託がなくて、観終わったあとも、やはり、あまり疲れません。カジモドが愛を貫いたんだなあと、思う。海宝君のは初回だったせいもあるかもしれないけれど、観終わった後に、私の中の後ろめたいところをえぐられたような(子供だとか、障害のある人だと、思って少し違う見方をしてしまうところ)を付かれた気がして、ドヨーンとしたところもあるのですが、達郎カジモドは最初から、最後までカジモドはカジモド。成長していないと言ってるわけではなくて、ハンデを負ってる部分の種類がちがうんだな、と自分で勝手に納得しました。
歌がやはり、素晴らしくて、1幕ラストの4重唄、2幕の奇跡御殿脱出するときのフィーバス達の後ろで切なく見つめて歌う3重唄、「サンクチュアリ」が涙腺ポイントでした。
どっちもいいですね~見比べたい。

野中フロロー。
私が観たことあるのが、ばっちりメイクのスカーしかないので、舞台稽古のフードかぶっている写真を拝見して、「草刈正雄さん?」と思ったくらい、渋いおじ様。
本当に、信心深くて、真面目に鍛錬してきた実直そうなフロローなので、「罪の炎」での転がり落ち方が、「あんなに真面目そうだった方があんなことするなんて・・・」と思えました。フロロー自身も嘘をつかず、弟を早めの死に追いやったかもしれない罪を背負って、カジモドを弟への贖罪こめて育ててきたんだ、という納得の愛のあるフロローでした。
セリフの言い方がとても好み。お芝居もとても好み。決して悪役ではない、というのが分かる。
裏では体に鞭をうってたりするくらい(禁欲する聖職者の勝手なイメージ)とち狂ってそうな執着心がわかりやすいそうな執着心や、歌は芝さんのほうが声に迫力があるのかなと思いましたが、映画版で、歌パートと台詞パートが分かれいたことを思い出しました。
こちらもどっちのフロローも素敵。カテコで、達郎カジモドと喜びを分かち合っているように見えたのを観て野中フロロー見るのが、また楽しみです。

フロローすごく、良い役。主役級はどうしても若者設定になるから、ちょっとチョイ役くらいのや(役者さんがエイジレスなのはわかるけれども)何歳設定?なこの世代の歌の上手いおじ様、いっぱいいそうな気がする。
私自身、一人、絶対これ、と、思いついた人がいて、今日、友人同士でおしゃべりしている隣席の会話が耳に入ってきて、同じ名前が出ててびっくりしました。こういう大人がちゃんと主役の作品、観たいなあ。

宮田エスメラルダ。
岡村エスメラルダが華があって素敵なのかな、と勝手に舞台稽古お写真を観て思ってましたが、登場のダンスシーン。
ダンスがとっても綺麗。ダンスで一瞬で、肉屋のおじさんやフロローと共に、悩殺されました。
歌は、映画のエスメラルダの歌い方に似せているのかな?と思ったりもしたのと、小顔で超細いし、男勝り感は薄めですが、色気もあって、かなり、こちらも素敵なエスメラルダ。
宮田さんも楽しみ。

清水フィーバスが、かなり、声がいいってことがわかりました。声がかっこよすぎて、だんだん、見た目の好みゾーンではないけれど、みているうちに、フィーバスもいい役だなあと。フィーバスやりたい人多そうですが、スタイル良し、イケメン、歌ウマの新しいフィーバスが出てきたら、フィーバス目当てでも京都公演も行ってしまうだろうなあと今から予測してます。

阿部クロパン。近くで見ると眼光が鋭くて、かっこいい。クロパンが映画のような胡散臭いおっさん設定でなくて良かったと、しみじみ思いました。





下手ブロック。ようやく前方ですが、下手ブロック。大丈夫かな、と思ったら、やはりクワイヤの下手の人は全く見えないです。でも顔は良く見えて、やはり、前で観たいもんだ、と思いました。
座った席と関係なく、どの席でも聞こえたであろう、大丈夫じゃないこともあり。

子ども向けじゃないけど、小学生くらいの子なら何を感じるか知りたいものです。今日は、明らかに乳幼児の叫び泣き声ドクロが響き渡るよ~ゴッドヘルプ入る直前のフロロー、エスメラルダのやり取り。

交通費>チケット代なので、起きてしんどかったらやめようと思ったのですが、
嫌な時にみる夢みることなく、熟睡して、早朝起床してしまいました。
総移動時間>観劇時間でしたが、この内容なら、通える。明後日もう1回で年内終了予定。