ニートになってから、図書館に行くようになった。
とはいえ、ここ2週間でのことなので、それまではテレビとスマホの往復に忙しかった。
しかし、このまま短い文章(twitterやインスタグラム)に慣れるのも言語を学んだ人間的にどうかと思い、
図書館をスマホのマップから検索した。
驚いたことに、住んでいる区には15の図書館があり、自宅から10分足らずで
図書館があることを初めて知った。
東京23区でこの方程式を考えると、
23×15=345
実際には、住宅街でない区には図書館は少ないと思うが、
ともあれこれだけあることに驚いた。
久しぶりに図書館へ訪れると、自分が何を読みたいのかわからなかった。
大学生のころは経済書や就職活動指南書、働いているときにはExcelやシステムの解説書など、
そのときには目的があって読んでいたのだが、ニートの今、何を読みたいかわからない。
これで。妊娠していれば胎教にいい本やレシピ本、編み物本など、
堂々と読むことができるのだが、いかんせんそういった状況ではない。
幸い、料理にも少しは自信があるため、そういった雑誌も緊急に必要ではない。
そんなわけで、小説や学生時代読んだエッセイ、暇つぶしに始められるFX(なめてる)などの本を数冊借りてみた。
小説を読むのは何年ぶりだ、1年以内に読んだのだが、ライトノベルで、学生時代に読んだことのあるものだった。
そのため、小説(ハードカバー)を読むのは本当に久しぶりだ。
しかし、いざ読み始めてみたら、あの本の厚さに圧倒し、敬遠していた自分を蹴り倒したいほど、
スルスルと読むことができていたことに驚いた。
本の内容に関しては、自分には合わなかったし、特に劇的な内容(殺人!不倫!のような非日常)ではなかったが、
一文一文の描写が美しく、繊細で、脳内で主人公の姿を描きながら読み進めると、
なるほど、これは小説でしかできない所業だ、、などと謎の上から目線になりながら読み進めた。
自分でも、あんなに分厚い本を1日で読み終えたことに感動したし、読書のハードルが下がったことはとても良い傾向だ。
これからも本の厚さから敬遠することなく、本を読みたい、
と言いたいところだが、まだまだ観たいアニメ、映画は山ほどある。
「スマホ、SNS離れ」ではないが、そういったメディア媒体から一時離れたいと感じた際に、
また読書に励みたいと思う。