玄米について書いたことがあります。
体に良さそうなイメージがありますが、フィチン酸・アブシジン酸という毒があるので妊活中の人は食べないほうがいいと書きました。
玄米を中心に食べていた時代の平均寿命は現代の半分
日本人の寿命が大きく伸びたのは白米を食べるようになってからです。
玄米の毒、怖い
それでも玄米は体に良いというイメージが強い。
これは、昔の食事の方が健康的だという思い込みからくるのではないでしょうか
私は思います。
昔の食事よりも、生活習慣に注目すべきだと
昔の生活習慣は、今よりずっと健康的です。
しゃがむ、歩く、早寝・早起き、など
これは妊活中、とても効果があると思います
②昔の食事の一部を考察してみる
・玄米 ←フィチン酸・アブシジン酸たっぷり
・ぬか漬け ←フィチン酸・アブシジン酸の集合体
・木の実 ←少量ならOK
・緑茶 ←鉄分の吸収を阻害する
・海藻 ←ヨウ素と重金属の蓄積に注意
・粗食 ←これはとても良い
フィチン酸
種子類(ナッツや未精製の穀物など)に多く含まれる。
亜鉛や鉄の吸収を阻害する。
亜鉛不足、鉄不足は不妊の原因になる
アブシジン酸
私たちの細胞内のミトコンドリアを攻撃する
ミトコンドリアが衰えると卵子・精子の質が低下
受精・着床がスムーズにできなくなる
玄米の表面にある米ぬかにフィチン酸・アブシジン酸が含まれています。
一晩水につければ無毒化できますが、妊活中はそこまでして食べなくてもいいと思います。
ぬか漬けは植物性乳酸菌が摂れるメリットがありますが、そもそも米ぬかはフィチン酸・アブシジン酸の集合体なので、妊活中は食べないほうがいいと思います。
木の実。ナッツ類ですね。
ビタミンEが豊富ですが、これもフィチン酸を含むので1日10粒程度にしましょう。
私はおやつに10粒食べていました。
緑茶に含まれるタンニンが鉄分の吸収を阻害します。
また、カフェインも含むので妊活中は飲まないほうがいいと思います。
海藻にはヨウ素が多く含まれており、妊娠中の過剰摂取で胎児の甲状腺機能に問題が起きると言われています。
不足も良くないですが、日本人は昆布だしや海苔を日常的に摂取しているので不足することはほとんどありません。妊活中から過剰摂取に気をつけたほうがいいです。
また、昔に比べ、海藻に蓄積する重金属の割合が増えているので海藻そのものを食べるときは量に注意です。
粗食。これはとても良い
シンプルな味付けで、食べ過ぎないことが健康にも妊活にもいいと思います
これを書いてると気持ちが暗くなるんです
ここまで気にしないといけないのか・・・と
私の意見ですが
40歳以上で不妊治療をしている人は、やはりこれくらい徹底して食事を見直した方がいいと思います。
一生続く食事制限ではないですし
あと数年というタイムリミットを考えると
全力でベストを尽くしたいから
じゃ、結局何を食べたらいいのってなりますよね
はい
卵・肉・魚・野菜・味噌汁
を食べましょう