お酒は、
ほどほどに飲むと気分が良くなったり、
体にも良いことがありますが、
飲みすぎると
体に悪いことがたくさんあります。
特に、
お酒は老ける原因の一つである
「糖化」
を早めます。
糖化とは、
体の中にある糖がタンパク質とくっついて、
タンパク質を壊すことです。
タンパク質は、
肌や髪、臓器、血管などを作る大切なものですから、
糖化によってダメになると、
老けてしまいます。
例えば、
肌には水分を保つヒアルロン酸というものがありますが、
お酒を飲むと水分が出てしまいます。
すると、
ヒアルロン酸も減ってしまい、
肌のハリや弾力がなくなります。
また、
お酒は活性酸素を増やします。
活性酸素は
肌の細胞を傷つけてシワやシミを作ります。
さらに、
お酒は皮膚の血管を広げて赤味や黒ずみを引き起こします。
これらのことで、
肌は老けて見えるようになります。
お酒は
髪にも悪いことがあります。
お酒は
ビタミンやミネラルなどの栄養の吸収を邪魔します。
これらの栄養は
髪のもとであるケラチンを作るのに必要ですから、
足りないと髪が細くなったり抜けたりします。
また、
水分不足は頭皮が乾いたりかゆくなったりします。
お酒は、
脳も老化させます。
お酒は
睡眠の質を悪くします。
寝ている間には
成長ホルモンが出て体が元気になりますが、
お酒を飲むと
その働きが弱くなります。
寝不足は
疲れやイライラを引き起こし、
覚える力や判断する力も悪くなります。
また、
お酒は脳細胞を死滅させたり萎縮させたりします。
これらのことで、物忘れや認知症のリスクが高くなります。
以上のように、
お酒の飲みすぎは老けることがわかりました。
老けないためにも、
お酒の量はほどほどにしましょう。
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