山田さんは、糖尿病を患っていましたが、
食事や運動に気を付かわずに生活していました。
甘いものや油っこいものが大好きで、
毎日食べ過ぎていました。
運動も嫌いで、
仕事以外はずっとテレビを見ているかゲームをしているかでした。
血糖値は常に高く、
インスリン注射もろくに打ちませんでした。
ある日、
仕事中に突然目がかすんで、
文字が読めなくなりました。
パソコンの画面がぼやけて見えるし、
同僚の顔もはっきりしない。
慌てて病院に行くと、
高血糖で目の網膜がはく離してしまったと診断されました。
手術を受けることになりましたが、
完全に回復する保証はないと言われたそうです。
山田さんは、
自分の不摂生が原因だと後悔していましたが、
時、すでに遅し。