幸福感が寿命にどのような影響を与えるのか。


音楽ライブへ行く人は、寿命が9年も延びるという調査があります。

この調査では、音楽ライブへ行くことが心理的・身体的・社会的な

 

ウェルビーイング(主観的幸福度)

 

にどのような影響を与えるかを測定しました。

 

 

その結果、

音楽ライブへ行くことでウェルビーイングが高まり、

それが平均9.4年もの長生きにつながったということです。


また、

「笑顔のもたらす大効能」という研究では、

口角を上げて笑顔をつくるだけで

脳内物質が分泌されて幸福感が得られることが分かりました。

 

 

その効能は「チョコバー2000個分」にもなり、

寿命が7歳延びる」という研究結果もあるということです。

 


さらに、

「食・運動と健康長寿」という研究では、

高齢者の食事や運動習慣だけでなく、

生きがいや幸福感も健康長寿に重要であることが示されました。

 

この研究では、

「幸福でない」と回答した者を基準にした場合、

「とても幸福である」と回答した者の3年後の死亡リスクは

約6分の1に低下することが分かりました。


幸福感は、

健康的な生活習慣や社会的なつながりや生きがいなどと

密接に関係しています。

 

 

そして、これらの要素は、

寿命にも影響を与えることが分かっています。

 

したがって、

幸福感を高めることは、

寿命を延ばすことにもつながる可能性があると考えられます。
 

幸福感を高める方法は人それぞれですが、

音楽や笑顔や食事などの日常的なことから

始めてみるのも良いかもしれません。

 

幸福感は,

自分の心の持ち方や行動によって変えられるものです。

 

 

自分の幸せを見つけて、長く健康に生きるために、

幸福感を大切にしましょう。