私たちは、自分の収入が多ければ多いほど幸せになれると思いがちです。
しかし、実際にはそうではありません。
年収と幸福感や仕事の満足度の関係を調査した研究によると、
年収が800万円を超えてくると、
収入が増えても幸福感はほとんど変化しなくなります。
また、
ストレスもあまり変わりません。
つまり、
年収800万円を超えると、
いくら稼いでも幸福感にはあまり影響しなくなります。
では、
幸福感の高い人はどういう人
なのでしょうか。
幸福度を決める要因としては、
① 経済社会の状況
② 心身の健康
③ 周囲との関係性
などが重要であることが指摘されています。
また、
幸福感と一緒に調査された「自己評価」は、
年収に比例し、
年収が高いほど高くなり、
人生への満足感も高まることが分かりました。
自己評価とは、
自分の能力や価値をどう捉えているかということで、
自信や自尊心に関係します。
自己評価が高い人は、
自分の仕事に誇りを持ち、
目標を持って努力し、
周囲からの評価や給与も高くなる傾向があります。
つまり、
幸福感の高さは、
単に収入が多いというのではなく、
自分の仕事に対する姿勢や見方が
ポジティブ
であることが重要なのです。
幸福感を高めるためには、
自分の仕事に意義や価値を見出し、
自分の能力や成果を正しく評価し、
周囲と良好な関係を築くことが必要です。
そうすれば、
評価や給与も上がる可能性が高まります。