父は、いわゆる字を書く仕事をしていて、

達筆という評判が高かった。


ただ、若かった自分に、達筆な人の字は読めなかった。

いまなら少しは読めるかもしれないけどもね。


半人前の自分は、

「文字は、情報の伝達のために存在する。

達筆だろうが下手だろうが、文字は一般人に読めなければ意味がない。

人に読めない字は、アートかもしれないが、

俺には意味がない。」

と言って、

読めるのが普通だ!と言いはる父を認めなかったなぁ。


まぁ、今ならわかるんだろうけどもね。




先日、通勤先の近くで、なんとも魅かれる文字を見たのよ。

ただの電柱のプレートなんだけどもね。




達筆とか、上手いって感じの字ではないのかもしれないけど、

活字を見飽きた自分にはなんとも新鮮に映って、、、

妙に気に入ってしまった。



妙なものに、ひとめぼれしちゃったなぁwww