VMware どうにも、あのふざけた入力フォーカスの
取り方が気に入らない。おかげで、なんどファイル
を迷子にしてしまったことか…、、、

と言うことで、VirtualBoxへの移行を決意したので
あった。


ステップ1)VMware仮想マシンの状態を把握

まずは、メモリとか、グラフィックメモリの量とか、
ネットワーク設定をメモっておいて、なるべく似せ
た環境の構築を行うため。


ステップ2)VMware仮想マシンの状態をコピー

取りあえず、VMwareの仮想マシンがOFFになって
いるのを確認して、仮想イメージのフォルダをそっ
くりコピーする。なお同一マシン上での移行なら特
に保存する必要はなく、同じファイルをそのまま使
っても構わない。

他のマシンに持っていくのなら、仮想イメージを圧
縮しても良いだろう。

なお、仮想マシンのイメージはいわゆる「マイドキ
ュメント」の中の 「Virtual Machines」の中にある。


ステップ3)VirtualBox で仮想マシンを作成する

次に、移行先のPC上に VirtualBox の仮想マシンを
作成する。

VirtualBoxの「仮想マシンのインポート」機能では
VMwareの仮想イメージは取り込めないので、仮想
マシンは「新規」(←これ重要!)に作成する。

この時、いろいろ仮想マシンの設定が行えるわけな
のだが、、、ここでの注意点は大きく2点。

・この時点でHDDを割り当ててはいけない
(=ブートデバイスを割り当てない)
・メモリ等のリソースを増やしてはいけない
(=スワップのバランスを崩さない)

移行先がパワフルで潤沢なリソースにあふれている
と、つい色気を出してリソースの割当を増やしたく
なってしまうが、旧仮想マシンのディスクイメージ
をそのまま引き継ぐため同じようにした方が無難。
たとえば、メモリリソースを増やすとスワップ領域
のサイズがアンバランスになる可能性が大きい。

なお、この時点で VirtualBoxの仮想マシンを起動し
ても、ブートデバイスがないため起動できない。


ステップ4)VirtualBox ブートデバイスの割当

最後に、設定の「ストレージ」の所で、SCSIコント
ローラーを割当てて、これに「既存のディスク」を
選んで、「ステップ2」で用意したVMware仮想イ
メージの中の .vmdk ファイルを選択する。

これで、VMwareで使っていた仮想ディスクイメー
ジからブートできるようになるはずである。