2007年のアメリカのサスペンス映画。
婚約者と散歩中に暴漢に襲われた女性をジョディ・フォスター
が演じている。
ストーリーは「狼よさらば」のリメイクと言っちゃっても差し支え
ないくらい、王道のストーリー。
アメリカのこの手の映画には、「狼よさらば」シリーズで描かれ
た王道のストーリー展開がある。簡単に言えば、犯罪者たちを
法によらずに処刑するのは正義か殺人か?と言う問題をあつ
かったストーリーである。
チャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」シリーズは実は1974
年から1994年にかけて合計5本作られている。これ以外にも、
同じようなテーマをあつかった作品にはロバート・ギンティの
「エクスタミネーター」シリーズがある。
これほどまでの王道ストーリーを、それまでの作品とは一線を
画して、主人公の葛藤など心理描写に重点を置いて描いてい
るように見える。そういう意味で、処刑シーンはほかの作品に比
べてある意味柔らか?な殺人の印象を感じる。
やはり、ジョディ・フォスターってすごい。年齢不詳で、狂気や
葛藤、悲しみの表現がすごい。。。
あまり、恋人同士で見る映画ではないけども、サスペンス好き
には結構楽しめると思う。
☆☆☆★★