この映画は、映画館で見て、今日録画で見た。


見ていて愉快な映画ではない。


思い切り、切なくなってしまう映画で、、、人知れず涙を流したい時に見るのには絶好の映画だと思う。



正直、結構贅沢なキャストで、とびっきりの珠玉の作品と思う。



ホリー役のヒラリー・スワンクは、それまでの作品から、どちらかと言えば強い女と言う感じで、、、

とびっきりの美人と言うわけでもなく、あまり繊細なラブストーリ向きではないようなイメージがあるのだけれども、、、この作品の、ヒラリーは、、、なんとも、、、なんとも、、、可愛い・・・。



ジェリー役のジェラルド・バトラーは、、、はまり役だと思う。死んでしまう陽気なホリーの夫役を上手くこなしてる。
男と女の不都合な真実とかと共通するけど、、、良い意味でウエットないやらしさを持った奴で、、、変にすっきりしていないところが良い。。。



この物語でホリーの母親、パトリシア役のキャシー・ベイツも、地味な役回りながらすごい。。。

なんと言うか、やわらかくは無い、強いやさしさのようなものを上手く表現している。



ともすれば暗く落ち込みがちなストーリーを、コミカルに、、、


かつ、楽しさと、、、悲しみのコントラストを上手く保ちながら、上手く表現できている気がする。


楽しい・・・楽しい・・・、でも、それが悲しい・・・、、、見たいな、、、笑顔で泣いてしまうような、揺さぶりが、、、



傑作だ。



この作品の愛し合う二人の存在感はすごく重いわけなんだけども。。。


この俺の存在感の軽さが妙に気になるなぁ・・・



☆☆☆☆☆