今回は、性癖と、墓穴を掘る人々のお話です。
酒は人の性格を変えてしまう不思議な薬なのでしょうか?
ここに酒に酔うと、不用意に人に触ってしまう癖のある女性がいました。
しかし、彼女の彼氏は人前でベタベタされるのが嫌いなタイプでした。
あるとき、彼女の癖が原因でちょっとした喧嘩をしてしまいますが、いつもどおりに彼女と彼氏とラブラブな中に戻っていて、周りはそれをほほえましく思っていました。
先日、いつもの居酒屋で、彼女が彼氏と待ち合わせをして先に飲んでいました。
ここに現れたイケメンのラガーマンのラガー君。
彼は酔うほどにスケベになる性癖がありました。
彼女の彼氏は、ラガー君の知人でしたが、
彼女はラガー君とはあまり話したことはありませんでした。
彼が来るまでの暇つぶし?とでも思ったのでしょうか・・・
彼女はラガー君と飲み始め、彼氏への愚痴をラガー君に・・・
しかし、、、、
酒が進むにつれて、お互いの性癖が徐々に顔を出し始めます。
彼女は不用意にラガー君に接近し、恋人の距離から触れてしまいます。
おそらく、この時、ラガー君の人格は下半身が支配し、、、
「この女、俺に気があるかも・・・」(^^)v
彼氏がもう直ぐやって来るというのに、、、彼女とラガー君の接近は止まりません。
さすがに、ママさん。
これはいかんと思ったのか、トイレに立った彼女に
ラガー君にロックオンされている事を伝えて、いい加減にするように伝えます。
第三者の目から見て、彼女の行為はラガー君に気があるような行為でした。
男の目から見て、ラガー君が勘違いしても無理も無い状況でしたが、彼女には全然自覚がありませんでした。
彼女はママさんのアドバイスを受け入れ、ラガー君とそれとなく距離を置いて、たまたま店を訪れた別の男性と話を始めます。
しかし、残念ながら彼女はまだ酔っ払っていました。
酒が進んで、ラガー君の目の前で、その別の男性にベタベタと触れてしまったのです。
想像も含んでいますが、ここまでのラガー君の心境を・・・
> 知人の彼女に愚痴られて、ベタベタとモーションかけられてる。
> これって、お持ち帰り可能なのか?
> こっちから触っても拒否しない!
> よし!奴(知人)が来る前にお持ち帰りだ!
←ここでママさんが介入、なぜか彼女は他の男にベタベタと乗り換える
> なんだこの女!
> ぷぎゃー!\(*`∧´)/
以上、ラガー君の心境でした。
気分を害した、酔っ払いラガー君は、ママさんに「なんだ、あの女!」と捨て台詞を残して店を後にします。
自覚無しに思わせぶりな事しちゃう女性や、勘違いしやすい男って居るものです。
まぁ、ありがちですよね。
と、、、ここまでなら、まぁ、よくある話?なのかもしれません。
が、この話はまだまだ続きます。
店を出た、下半身と気持ちの収まりがつかない酔っ払いラガー君。
なんと知人である彼女の彼氏に「てめえの女は、男にモーションかけまくる、どうしようもない売女だ!」のような旨の電話をしたわけです。(墓穴1)
ところがラガー君、彼氏に「てめぇに言われる筋合いはねぇ!」と一括されてしまいます。まぁ、当然ですね。
返り討ちに会ってしまったラガー君は矛先を変えて、ママさんに電話してきて「あんな馬鹿女、店に入れるんじゃねぇ」のような事を言いますが、
ママさんにも馬鹿な事を言うなとたしなめられます。
ラガー君からのこの電話で、ママさんと彼女は、由々しき事態が起こり始めている事を知ります。
ママさんは、彼女に、やましい事が無いなら知らない振りして毅然としていろとアドバイスします。
おそらく、彼氏はラガー君の性癖を知っていますので、この時点でそうは怒っては居なかったと思います。
そのまま、彼女が何もしなければ、ほどなく彼は予定通り店に現れたことでしょう。
が、酔っ払っていた彼女は彼氏に電話して、しなくてもいい言い訳をしてしまいます。(墓穴2)
その結果、彼氏は気分を害して店には来ないと言い出しますが、、、よせばいいのに彼女は
「私が悪いって言うの!?」と逆切れします。(墓穴3)
相手にせずに電話を切った彼氏に、彼女は大泣き。。。
どうして来てくれないの!と、だらだらと嘆く彼女に対して、周囲の人々は
「会いたいのなら、とっとと会いに行けば・・・」とアドバイスします。
彼氏の家まで会いに行く決意を固めた彼女ですが
周囲の人間が「余計な事を言わずに会いたいから会いに来た」とアドバイスしたのにもかかわらず
よせばいいのに電話で彼氏に
「これから行って良い?」とか聞いてしまいます。(墓穴4)
これに彼氏に「なんで?」と返されて逆切れする彼女。
自ら電話をかけたにもかかわらず。彼氏に
「おめぇ、めんどくせぇー奴だな!うぜーよ!」と、、、
一同、お前の方がめんどくせーと思うも、だれも言葉に出さず・・・ (-.-;
再度、彼女は大泣き。。。
さらに、さらに、だらだらと嘆く彼女に対して、周囲の人々はあきれて
「余計な事ぐちゃぐちゃ言ってないで会いに行けよ!」
再度、彼氏の家まで会いに行く決意を固めた彼女ですが
一人じゃ行けないから、誰か付いて来て・・・
と、店で飲んでいた男を一人連れて・・・(墓穴5)
店で飲んでいた男を連れて、タクシーで彼氏の家に向った彼女。
家の前から逃げ帰る哀れな男。
一同、一件落着と思って飲みなおしておいたら。。。
30分ほどしてまた彼女が店に現れる。
帰れって言われた・・・と、さらに、だらだらと嘆く彼女に対して、周囲の人々は呆れ顔。
話しの経緯はどうであれ、彼氏の家に上げてもらったのですから、、、
何を言われようと彼女が帰らないと居座ればすむことだと思うのですけれどもねぇ。
その、めんどくせえ女は、新たな犠牲の男を巻き込んで、朝方帰って行きました。
それを最後まで観察していた俺って、、、たぶん暇なのかもしれません。
あーーー。 俺も痴話げんかしてぇよ!
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