本屋さんでじっくり本を選んで、買った本を併設のカフェでサクッと読んで帰る…。


なんて贅沢なんでしょうか。


週に一回はこういう時間がほしいものです。

いやせめて月一でもいい。







今回選んだ本はこんな感じでした。







今気づいたけど、私って「脳」に興味があるんだなあんぐり

最近買った新書、タイトルに「脳」とつくものが多いです。



この中から、子育て世代におすすめな1冊。


子どもの脳をしっかり育てるために、「言葉」を介した親子のコミュニケーションはとても重要です。なぜかというと、脳は、何度も繰り返し入ってきた刺激を「重要なものである」と判断し、その神経回路を太く、速くする性質があるからです。

つまり、否定的な言葉を多くかけられた子どもは、脳がネガティブな刺激を速く処理してしまうようになるんだとか…。

ここまで読んでゾッとした保護者のみなさん、私もです不安

子どもへの否定的な「言葉」とは、「本当にお前はダメだな!」などといったわかりやすいものだけではなく、「大丈夫!あなたならできる」といった一見ポジティブで、子どものためになりそうな言葉でも、伝え方次第で脳にとってネガティブな刺激となってしまうんだそう。

この本では、脳科学の理論を深化させた「ペアレンティング・トレーニング」を基に「科学的に正しい、子どもの脳をよりよく育てる言葉がけ」がテーマとなっています。

私自身が言ってしまっている言葉もいくつかありました。「ちゃんと片づけなさい!」とかね…不安
2歳次男はまだしも、6歳長男なんて今さら言葉がけを改めたところで遅いかも…と少しガッカリしましたが、落ち込むのはまだ早い!!
子どもの脳は可塑性が高いので、今からでも言葉がけを変えれば子どもの脳をよりよく育てることが可能との事。
本の中で「大人は子どもより常に『知恵者』であり『一枚上手』でなければならない」とありました。いつ何時でも余裕を持って子どもと接したいものです。

そして、こういった本を読んでいると自分が子どものころ親から言われたりされたりして嫌だったことを思い出します泣き笑い
私の最古の記憶は4〜5歳くらいなのですが、不思議と楽しかったことや嬉しいことより嫌だったことの方が鮮明に覚えているんですよね。





「父親は否定的な言葉で子どもの注意をひきがち」とか心当たりあり過ぎて本当にもうさああああああああああ!!!!!

赤線引いた上に端まで折り曲げてしまいました。

これを読んで「そっかぁ、お父さんは娘の気をひきたかったんだね〜⭐︎」なんて思える性格していない(そもそもこういう性格に育てたのは親自身)ので、素で「クソが!」と思いました。

夫には気をつけてもらいたいなと思います。





こちらも良かったです!

「くもんのすいせん図書」Fレベルに選出されている「自分の脳を自分で鍛える」を書かれた川島隆太先生の新刊ひらめき


川島先生の本は様々な実験に裏打ちされた圧巻のデータ量がたまらない。

この本も然りで、特に衝撃だったのが「子どもの学力低下とスマホ・タブレットの使用は直接的な関係がある」という実験結果。


「直接的な関係」、つまりですよ。


①子どもがスマホ・タブレットを使用→学習時間が減る→学力低下


ではなくバツレッド


子どもがスマホ・タブレットを使用→睡眠時間が減る→学力低下


でもなくバツレッド


③子どもがスマホ・タブレットを使用→学力低下


こういう事なんですよ!


スマホ・タブレットを使うこと自体が脳を不活性化させているという事実…ッ!

確かにスマホって、使っていても全然疲れません。だからこそ何時間もダラダラ見てしまうのですが。

逆に読書は、脳全体を活発に使用しているんだそうです。

読書は脳の全身運動。

大人も子どももぜひ読書を!


長男は4月から小学生。

共働き核家族なのでいつかスマホを持たせることになると思います。そして、学校ではタブレット授業もある。使い方については親子で話し合いながら慎重になりたいですね。