親愛なる方へ。

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お元気でお過ごしですか。

私は舅姑に毒父毒母のことを投影してしまう。

私が電話を受けるたびに、会って会話をするたびに、夫が席を外したタイミングで、顔付きや声色が豹変し、どんな病状なの、お父さんの面倒を見なくちゃ、親孝行しなくちゃ、今まで育ててもらったのに、子供を思わない親などいない、今頃ごみ屋敷かも、いつまで生きるつもりなのかしら、などと言ってくる。

舅姑は私を虐待して育てた毒父毒母ではない。

それは頭ではわかってはいるけれど、しつこくされると、自分にとっては毒父毒母の分身そのものになってしまうんです。

舅姑というものは、婚族ではあるけれど、妻の私にとっては夫の親、赤の他人で、愛情の愛どころか情もない存在です。

日本では結婚するためには苗字をどちらかにするしかなくて、夫のわがままで泣く泣く私が苗字を譲っただけで、結納金も頂いておらず、養子縁組をしたわけでもなく、まちがっても**家に嫁にもらわれてきたわけではありません。

その人たちに、妻(よその家のお嬢さん)の家庭の事情を、興味本位に詮索されたくはないのです。

大体、そんなに大事にしなさい、というならば、私に変わって毒父の面倒見てくれる気あるんですか?

また病気で倒れたら、介護になったら、お金に困っていたら、婚族として身をささげて助けてくれるんですか?

どうせ、あらお気の毒ね、大変ね、って他人事で、なんなら大好きな女性週刊誌やワイドショーみたいに、他所様の家の不幸を楽しむのでしょう?

毒親育ちの子供にとって、自分の毒親のことに触れられるのは、すごく心が削られるし、自分も毒親の連鎖になってしまうのではないかと、妊娠出産も拒む人が多いし、子育ても自分が愛情を受けたことが無いから、子供とどう接して良いか分からず、すごくすごく苦しむんです。

私も娘を産むまでは、5年悩んだ。(孫産め攻撃の恨み忘れてないですよ)

自分の手元に置いておいては、虐待してしまう、もしくは、産後鬱になってしまうと確信していたので、生後2か月で娘を託児所に預けて働き続けた。(子育てしないで娘が可哀想って責められたこと忘れてないですよ)

結局、仕事のストレスが引き金になって、娘が小1のときには、統合失調症を発病してしまい、社会で働くことはできなくなりました。(どうして外で働かないの?と弟嫁と一緒になって何十年も罵倒してきたこと忘れてないですよ、私は自分の病気のことが言えなくてすごくツラかった)

その他にもいろんな事件があったけれど、夫の妻を30年近くやっていれば、毒親に育てられた年月以上に、舅姑に対しては積年の恨みが溜まっているものです。

こんな私に、長男の嫁だから老後の世話は頼もうとか、介護してもらおう、とか、期待してはいけませんよ。

介護は実子!男しか産んでいなくてもです!息子の妻は、舅姑を介護する義務も、相続の権利もありません。

実子であっても、子供は自分の老後の介護要員の為に産み育てるものではありませんしね。

入院をしたら保証人になってくれて、介護サービスの手配や老人介護施設を探して入れてくれるだけで、充分に親孝行だと思わないと。

お父さんの看病をしてあげないと、親孝行をしてあげないと…って、言われると、息子やその妻が、自分たち舅姑の老後の面倒を看て当然っていうのが透けて見えるんですよね。

ほんと図々しい!

自分の年金、老後の蓄え、持ち家を処分して、老人介護施設でプロの介護士さんにお金を払って介護してもらってください。

もし認知症になって暴れたり徘徊したり便で遊んだら、精神病院に突っ込みますよ。

親を施設に預ける罪悪感なんて無い無い。

自分の親が壊れていく姿を怒鳴ったり叩いたりしながら受け止めて介護していかなきゃならない子供の気持ちの方が可哀想です。

毒親に苦しみ、舅姑に苦しみ、子育てに苦しみ、介護に苦しみ、心がボロボロになりそうです。

こんな地獄の世の中に子どもを産みだすのは親のエゴだって考える、若い人の気持ちすごく分かるな。

私もそうだったから…

生きていくってつらい事の連続だね。

それではまた更新します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。