オーランドーからは、デンバー経由でカリフォルニアのサクラメントへ。このフライトはオーランドーを夜の6時に出て、サクラメントに着いたのは、夜10時15分。(オーランドからの時差は3時間です。)いやぁ、このアメリカ横断はめっちゃ疲れたなぁ。
翌日のサクラメントでは、フォー(ベトナムラーメン)か寿司ランチを探しました。アジア人だからね。フォー一人前、チップ込みで18ドルくらい。結構な値段ですね。💦テキサスだと15ドルくらいかな。んで、どういうわけか、完食は出来ず、お腹いっぱいすぎて気分悪いかも。こんなに炭水化物食べて、満足感がないのはもったいないですね。んでも、食後の軽い運動は血糖値のスパイクを和らげてくれるそうなので、少しランニングマシーンで早歩きをしました。胸焼けするし。笑 フォーやめておけばよかった。でもランチタイムには結構人が並ぶ人気のお店でした。
仕事最終日、サクラメントからはサンディエゴ経由でダラスまで。夜の10時半の着陸です。このフライトの担当は私です。ダラスラブフィールドという空港は、国際線の離着陸があるダラスフォートワース空港のすぐ近くなので、普段なら遠回りに進入しなければいけなくて時間がかかるのですが、無線を担当していた副操縦士さんが「空の近道」を交渉してくれました。珍しいことなので嬉しいのですが、その分いつもとは違うし、入り方、上空の風向き、高い高度からの小さい空港のパターン(turning right base at 3500ft AGL, diagnal distance from the threshold was 6.5 miles,tailwind on base)、下手をするとやり直しになってしまいます。わざわざ近道をもらったのに、これで着陸やり直しになったら、ちょっと恥ずかしい。(もちろん安全に着陸できなければ、喜んでやり直します!)結果は、楽しく上手に進入・着陸する事が出来ました。久しぶりに腕を試された気分です。シッパイシナイデヨカッタ。もちろん結果があまりキレイに出ないこともありますが、今日みたいに出来れば同僚からもリスペクトされます。(客室に乗っていた同僚機長からも、ポジティブなコメントを頂きました。)
ゲートに到着して荷物をコックピットから出して、整備士の人とのブリーフィングが終わった頃、60代くらいの男性客が私に話しかけて来ました。「ラブフィールドにああやって入ることもあるんだね。」とか言われるかと思いきや、
「あの着陸はスムーズじゃなかったぞ。」
めっちゃ上から言われた。
は?オマエダレダヨ。着陸したか分からないくらいスムーズとかではありませんが、普通に上出来な進入、着陸でしたよ。この人、本気?
本当にヘボい着陸をしてしまった後ならば、余計にプライドが傷付くかと思いますが、自信のある結果だったので気にはせず。
ただ、ああやってわざわざ機長を探して、あんな事を言う乗客ってなんなのっ!!?と思いました。普段、どういう人間?
私たちの想像だと、自家用機を操縦したりする人で、自分もパイロットだと知って欲しかったりすると、やたらとパイロットに話しかけて来たり、評価をしようとしたりするので、そういう方かなと。
まぁネタになったからいいけど!
おやすみなさい。