就職が決まった、21歳だった私が
ある日テレビで観たニュースは
 
『産後うつ』『虐待』『育児放棄』
 
という文字が並ぶ、幼児虐待のニュースでした。
 
 
 
結婚も出産もまだまだ先の話だったのに
何故か他人事と思えなかったのは
とても、とても、不思議な感覚で
 
あまりにも心が痛くなるニュースだったのに
 
ネットで意見を見たとき
 
罪を犯してしまった母親のことを
一方的に責める意見がほぼ無かったことに
私まで救われた気持ちになったのを覚えています。
 
 
 
先日、子どもの孤独やいじめをテーマにした
絵本『鏡の中のぼく』×ピアノライブの
トークショーに参加してきました。
 
 
 
「子どもを産んでも、母親になりきった気がせず    
   うすい1本の線を越えてしまえば
   私もそちらに行ってしまいそうだった。」
 
「夫婦で虐待のニュースを観ても、旦那は
   『へー、ひどいねー、』と言うだけで
   どうせ分かってくれない、と孤独を感じていた」
 
そう語ってくれた
 
アナウンサーの高橋真実子さんの言葉が
 
とても印象的でした。
 
 
子どもの孤独の裏には、母親の孤独がある。
 
 
 
「お母さんは、子どもを孤独から救うために
   まずはお母さん自身を、孤独にしないよう頑張ろう。」
 
 鏡の中のぼくの作者の馬場啓介さんは、そう語っていました。
 
 
 
核家族化が進み、女性の社会進出も増える一方で
頼る人もおらず色んなことを抱えてしまう
お母さん自身を、まずは孤独から救う必要があるのです。
 
 
 

旦那さんが分かってくれなくて孤独

会社の上司が分かってくれなくて孤独

子どもがいない人が分かってくれなくて孤独

 

それらもあるかもしれなけれど

 

実は、それよりも誰よりも

 

自分を1番突き放し、孤独にしているのは

(本当に私はダメだ・・・)

と、エンドレスに声をかけて傷つけてしまう

 

自分自身なのかもしれません。

 

 

 

そんなお母さんを救い出す視点が

 

鏡の中のぼくには、

マザーズコーチングスクールには、

 

あるのです。

 
 
 
トークショーの最後には
 
『自分に「ありがとう」を言おう。』
 
をテーマにした曲、『to   Me』を
ピアニストの齋藤由貴さんが披露くださりました。
 
 
今回のテーマにピッタリすぎる曲。
 
 
 
私の頭には、走馬灯のように
自分の人生が駆け巡り
 
あのとき、あの人に優しくできた自分に。
あのとき、果敢に挑戦できた自分に。
あのとき、思い切って手放した自分に。
 
いっぱいありがとうが言えました。
 
 
 

これが、きっとお母さんだったら

 

あのとき、寝ずに泣く我が子の側にいた自分に。

あのとき、あの子の笑顔のために頑張れた自分に。

あのとき、周りに「助けて」を言えた自分に。

 

など、数え切れないくらい

ありがとうを言いたくなる場面が

あるのだろうと思います。

 
 
 
1日に一瞬でも、こんな気持ちになることが
自分を孤独から救い出し
子どもや家族を守ることになるのだと
とても温かい気持ちになったピアノライブでした。
 
 
 
いつか出会う子どものためにも
コーチになり、マザーズコーチングに出会い
こんな考え方ができるようになった自分に
また、いっぱい、ありがとうを言いたいと思います。
 
 
 
また聴きたいな。to  Me♡
真実子さんの朗読付きで♡
 
 
 
お三方、素敵な時間をありがとうございます!!
 
 
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シニアコーチ
山下紗緒里