私の新人時代から、コーチとして独立するまで
ずっと仲良くさせてもらってた前職の方と
ご飯に行かせてもらったのですが

そういえばコーチを始めたばかりの頃

「このサービスで、本当に喜んでくれる人がいるのか?」
「このサービスを、価値あるものとして提供していけるのだろうか?」

と、不安な気持ちでいっぱいだったことを
話しながら思い出していました。

 
 
TCS(トラストコーチングスクール)は
テキストがあるから
まだ価値提供が担保されるとはいえ

コーチングはそもそも無形商品なので

コーチの腕次第で、講座もセッションも
100万円の価値になることもあれば
1円の価値にもならないこともある

そんなものな気がしていたのです。

 
 
コーチになった初期に、
TCSの代表である馬場コーチが

「目の前の人から本当に感謝されたときに
   心底コーチングに価値を感じたり
   誰かに本気で伝えたいと思うことができる」

といったようなことを言っていたのを
ずっと覚えていて

 
 
目の前のクライアントが

「コーチングに出会ってよかった」と、
「山下のコーチングを受けてよかった」と、

思ってもらえるようなコーチングをするには
一体どうしたらいいのか?

というのが、私にとって

コーチ人生の1つのテーマでもありました。

 
 
コーチになって初期は
知識も経験も技術も未熟で

それこそ、テキストを使って、なんとか
最低限の価値を担保するのに精一杯でしたが

様子が変わり始めたのは

淡々と、淡々と、コーチをやり続けてきて
ここ最近のことです。

 
 
マザーズコーチングの講演会が終わったあとに
わざわざ講師席までお越しくださり

「子どもとの性格のあまりの違いに悩んでいたけど、今日、なんだかそれでも良いかもって思えました!」

と、お母さまの目の色が変わる瞬間を見たこと。

 
 
トラストコーチングの講座が終わったあとに

「目標に懸命に向かうことばかり考えていたけど
   私は、本当はここに向き合わなきゃ
   加速することができないんだなって思いました!」

と、何度も何度も言ってくださり

クライアントさんの重りが
小さくなったあとの未来を
私も一緒に見据えているかのような

そんな感覚を味わったとき。

 
 
これは、もしかすると
馬場コーチが言っていたことの
片鱗なのではないか?ということが
やっと、少し、見え始めた気がします。

 
 
1年目、2年目そこそこの私じゃ見えなかった景色。

 
 
「山下、コーチングってつまり何なの?」

という問いを何度も受けて

コーチ1年目なんかは、何にも答えられずに
チーンって感じだったと思いますがw

今では、

こんなことをしてきたのだと
こんなことができるのだと

以前よりも自信を持って
会話していたことに気付きました。

 
 
石の上にも三年とは、まさしくこのこと。

コーチングの価値を、以前よりももっと、腹落ちしつつある気がする。

 
 
きっと、

5年やったときの景色も
10年やったときの景色も
30年やったときの景色も

また違ったものが見えてくるんだろうな。

 
 
そして、そのときには

たくさんのクライアントと
たくさんの企業と
たくさんの仲間たちと

乗り越えたもの、築き上げてきたものを
腕いっぱいに抱えながら

グレープフルーツジュースを片手に
焼き鳥でも食べながら語りたいものです。

 
 
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人材を人財に変える戦略的コミュニケーション

トラストコーチングスクール(TCS)
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シニアコーチ
山下紗緒里