「え〜、テキトーにやっとこーぜぇ〜?」
といった、飄々としたスタンスの人に限って
突然会社に来なくなったりします。
私の古巣の会社にも、何人かいました。
周りの皆は口を揃えて
「えっ何であの人が!?」
と言っていたし、私もそう思っていたけど
コーチになった今だと
その人の中にあった矛盾だったり
その矛盾が葛藤を起こす様だったりが
よくよく想像できてしまい、ちょっと苦しくもなります。
やたらと明るく見える人ほど
深く、暗い、闇を抱えていて
「幸せ♡」って言いたがる人ほど
幸せセンサーが激弱、、、
なんてことは、あるある言いたい、RG。
私も、どこかで一歩逸れていたら
(ベットから起き上がれない・・・)
なんてことが起きていても
おかしくなかったなぁなんて
思ってしまいます。
私は、昔から感情を出すのが苦手で
特に、「嫌だ」という感情を出すのが苦手で
嫌いな人はいないと思っていたし
一般的に、嫌なこと、辛いことが起きても
大抵許せてしまえていました。
これは、おそらく
母が子供のように喜怒哀楽を出す
姉が瞬間湯沸し器のように泣いたり怒ったりする
そんな姿を見ていたから
バランスを取るために
(私は、やらないようにしよう)
と思っていたからでしょう。
おかげで、家族仲は今でも良好ですが
大人になった山下はと言いますと
人から嫌なことを言われても
「へへっ」と笑って流せてしまい
会社で嫌なことがあっても
「こんなもんかなー」と受け止めてしまい
3日後、4日後とかに、突然
「・・・あれ?」
気がついたら涙がポタポタ。。。
なんてことがよくありました。
自分の内側にあった
「何が起きても心揺らされない」
と思っていた自分と
「嫌だ、辛いよ、助けてよ」
と言いたかった自分との
矛盾であり、大きな葛藤でした。
コーチングに出会い、
これが、どんなに自分の中で
黄色信号だったかを知ったとき。
私は、自分とたくさん向き合った結果
「嫌だ、辛いよ、助けてよ」
を少しずつ言える人間になっていきました。
ちょっとしたことから始めました。
例えば、少しでもイラッとしたら抑え込まずに
「えっムカつくんやけど?」
「てか、聞いてよ!この前病院の受付が対応悪すぎて・・・云々かんぬん」←ついこの前あったことw
と、グチグチ言える人に、言ってみるとかね。
(ちなみに写真は年始の
同級生との再会シーンですが
まだ松葉杖をついていたのもあり
地元組の人にお願いをして
駅まで迎えに来てもらいました。笑)
そういったことからでも始めると
年間通して、心の波が穏やかで、フラットな
そんな状態が増えていきました。
いつしか突然涙がポタポタ出ることも無くなり
仕事も無理なく頑張れるようになっていきましたし
本当に、ちょっとしたことじゃ、へこたれなくなりました。笑
・・・というより、何かあったとしても
「大丈夫!」と思えるような
居場所を見つけた、という感じでしょうか。
そして、自分がそんな状態になってからやっと
表面だけでは分からない
クライアントさんの奥底の気持ち
コーチ仲間の些細な変化などを
以前よりずっと見れるようになり
力になりたい、守りたい、と
思えるようになった気がします。
私の周りにもどんどん
会社で、大切な同僚や部下を
守らなくてはいけない立場になっている人も
増えてきているかと思います。
もしあなたが、その目の前の大切な人の黄色信号を
見逃さないように、見逃さないように、と
頑張っている人だったとしたら
何よりもまず先に
自分の中の矛盾、葛藤に、気づき、向き合い
自分自身が穏やかな状態を取り戻すことから
初めてほしいな、と切に願います。
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