最近自撮りを覚えた件の父は
再雇用で働いているとはいえ
還暦を迎え、定年を迎え、
一段落した感があるのか
最近、数カ月に1度の頻度で
フラッとどこかに旅行をしているようです。
*******
口数の少ない父とは
腹を割った真面目な話をした記憶が
ほとんど無いのですが
私が高校2年生のときに
勉強のことしか考えてこなくて
ふと進路選択が不安になり
何を思ったか
山下「ねぇ、何で今の仕事選んだの?」
と父に聞いたことがありました。
すると、父は
娘に興味を持たれたのが嬉しかったのかw
意気揚々と話をし始めてくれました。
父は、高校3年生の進路選択時に
「楽器職人になりたい!!」
と、思っていたそうなのですが
6人兄弟の長子であるお堅い祖母から
超絶に反対を受けて
結局、学校にあった就職先リストから
かなりの安定企業を選び入社したとのことでした。
そこで40年近く一途に勤め上げたわけです。
父「高校生の当時は嫌だったけど、
今となっては給料も安定してるし、
家族を養えてるから良かったわ。」
と話してくれたことを、今でもよく覚えています。
*******
私が5年間勤めた会社を辞めて
コーチとして独立したいと言ったとき
きっと父が
1番私の気持ちが分かっただろうけど
1番私の気持ちを応援して良いものかどうか動揺したのだろうなと
娘ながらに勝手に思っています。
独立してコーチになると言ったとき
真っ先に
「こいつは言い出したら聞かないからしょうがない」
「今までもそうやったやろ?」
と、後押し?諦め?w宣言したのは父でした。
やってみたいなと思ったことを
やらないと気がすまない娘の性質を
よくお分かりですこと\(^o^)/ww
父が、今の私を
完全に応援してくれているかと言えば
そんなことはなくて笑
まだまだいっぱい心配をしていると思うけれど
職人になりたくて、なれなくて、
《自分》は安定企業を選んだ中で
コーチになりたくて、なっちゃって、
《娘》が安定企業を手放し好き放題やってるのを
娘の個性を認めながら、何だかんだ見守ってくれてるのは
よく考えたら凄いことだよな・・・と思います。
親のために生きているわけではないけれど
父が選べなかった道を
私が生きて、楽しそうに笑っていることも
1つの親孝行になるのかも。
*******
定年以降の父の
数カ月に1回旅行する姿を見たり
自撮り写真を見たりすると
何だかすごく嬉しくなるのは
この背景があるからかもしれません。
父が先日北海道旅行へ行ったときに
作ってくれたらしいダサカワの革製品を
お土産でもらったから
ちょっと躊躇しながら
FURLAのキーホルダーと一緒に
家の鍵にくくりつけて
毎日出かける度に目にしています。
お父さん、40年近く働いてくれてありがとう。
父個人の自由を今こそ発揮してくれたまえ!
会社員専門起業コーチ
キングダム愛読隊隊長
山下さおり
【起業をまだ検討している段階の人に】
現役会社員→起業を叶える
スタートダッシュ相談会
【転職でも専業主婦でもない新たな働き方!】
今の会社で、結婚後も出産後も、その先もずっと働くイメージが湧かないあなたに
山下さおりのトラストコーチングスクール
【資格やサービスをどうやって売るの?】
山下さおりの起業サポートサービス
現役会社員→起業を叶える
【転職でも専業主婦でもない新たな働き方!】
今の会社で、結婚後も出産後も、その先もずっと働くイメージが湧かないあなたに
【資格やサービスをどうやって売るの?】

