日曜日といえば…
日曜日といえば闘牛です!!
えっ!!?
いやいや、誰がなんと言おうと日曜日は闘牛なのです!
日曜日は笑点と闘牛なのです。
ってな訳で、日曜日にナスカには行かずに闘牛を見てきた。
入場料はまず西側(日陰)と東側(日向)にわけられ、日陰の方が高く設定されている。
さらに前から上に行くにしたがって、安くなる。
グアテマラで出会った護也さんと一番安い席のチケットをダフ屋から買った(40ソル=約12ドル)。
最安ってことは、日向で上の方ってこと。
闘牛は夕方三時半から始まるため、この席は西日をもろにあびてまぶしくて仕方ない。
それでも、寒い中日に当たれるならポカポカあったかくていいやと思ってたのに、この日はよりにもよって晴天で気温も非常に高い。
ワインなんて飲んで優雅に観戦しているペルー人がいる中、半そでをめくり上げビールを飲む野球場のおっさんの風貌で観戦。
闘牛ってのは、初めて見たんやけど、大体こんな感じで行われる。
扉がバンッと開いて暴れ狂った牛が競技場に現れる。
五人ぐらいの闘牛士が軽く牛と戯れる(牛を囲んで色んなとこに注意を引かせる)。
騎士が登場し牛と馬が戦う。牛が馬の腹に激突し騎士が牛の背中に槍を突き刺すと言った感じ。
また、闘牛師が現れ、今度は手にバトンみたいなのを持ち、突撃してくる牛をかわしながらそのバトンのようなものを牛の背中に突き刺す。
同じ闘牛士がお馴染みの赤い布を華麗に踊らせ、牛とダンス。ほんとダンスのよう。オーレ!
最後に闘牛士が鋭い剣で牛の背中を一刺し。暴れ狂ってた牛がポテンと倒れる。
馬二匹が出てきて、武士の情けもなしに死んだ牛を観客に見せ付けるようにぐるっと回って競技場を後にする。
まあ、こんな感じで六回ほど行われる。
確かに闘牛士が華麗に牛をよけるのは美しい。
観客は、オーレ!オーレ!ケ リンダ(なんて美しいんだっ)!ケ ボニート(前と同じく…)!を連発している。
でも、楽しんだんでこんなこと言う資格がないと思うけど、最後に牛を引きずっていくのは残酷と言うか、慈悲にかけると言うか…。
闘牛の起源てなんなんですか?
史学地理学科お面々、よろしく。